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⭕️成婚には「価値観ほぐし」が必要

 

婚活で苦戦するのは、長年生きてついてしまった価値観です。そして価値観を変えるには「価値観ほぐし」が必要です。

 

⭐️「価値観」=自分の常識です。

 

自分の価値観に合わないと相手に不満を持ってしまいます。そして40代男性が子供目的で婚活を行うと必ず価値観のGAPに苦しむことになります。

なぜならターゲットとする20代女性とは価値観が全く違い。婚活女性が優位な立場だからです。

では持っている価値観はなんでしょうか?

 

*下園壮太さんの著書「50代からの心を整える技術」朝日新書から抜粋します。

 

⭕️擦り込まれたとは「子供の心」とは?

価値観のベースは子ども時代に集団行動のために親や教師から社会生活を行うために刷り込まれたのが「子どもの心」です。

 

具体的には、下記です。

 

【子どもの心】

・人より劣っていてはいけない

1人でやり遂げなくてはならない

・苦しくても逃げ出してはいけない

・人に迷惑をかけてはいけない

・途中で人に頼ってはいけない

・論理的に考えて行動しなければならない

・自分に問題点を考えて行動しなければならない

・自分の問題点をつねにに見つけて改善しないといけない

・苦しいと思ってはいけない

・弱音を吐いたり、泣いたりしてはいけない

・つねに努力すれば自分は変われるし、成長できる

 

40代初婚男性で子供目的で、20代女性にお見合いを懲りずに申し込むのは、実は「子どもの心」が結婚観では支配的であるからではないでしょうか?

 

そして昭和の家庭を築けない自分に苛立ちを感じているからかもしれません。

 

⭕️対して「大人の心」とは?

では「子どもの心」に対する「大人の心」とは何でしょうか?

 

【大人の心】

 

・一つがダメでも、なんとか工夫して乗り越えてみよう

・つらいことは上手に避けたり、かわしたりしていい

・嫌なことは上手に断っていい

・ときには人に頼ることも大切だ

・人は変わることができる。でも、時間がかかる

・自分を大切に。周囲も大切に。大事なのはバランス。

・できないことがあることを認めて、次に進もう

・人は人、私は私

・醜い部分も含めて自分を大切にしよう

 

日本人が仕事で追い込まれて鬱病になってしまうのは「子どもの心」が影響していると言われています。

「子どもの心」は集団生活には必要ですが、プライベートの結婚では必要でしょうか?

 

40代初婚で子どもがいない

・世間体が悪いから結婚したい

20代の若くて美人と結婚してバカにした奴に見返したい

 

などは「子どもの心」から来ているのです。

だから「大人の心」で価値観を冷静に考えてみましょう。