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⭕️片田珠美 著「男尊女卑という病」から婚活を考える

39歳と49歳は婚活発情期】と言われています。

ちょうど夜遊びや仕事で30代前半と比べて体力が落ち始めた。
また体調が良くない。

将来への漠然とした不安があるなどの心の隙間から結婚したいと思う男性が出てきます。

 

そんな気持ちの男性が結婚相談所に入会すると

漠然とした子供が欲しい気持ちになり子供を産んでくれる20代の女性を求めてしまう。

 

これは何故なんだろうか?

 

この問いに対して精神科医の片田珠美さんの「男尊女卑という病」を読みました。

そして私なりに理解したことをブログで紹介したいと思います。このブログでは婚活男子へ心構えを提案したいと思います。

 

⭕️男性が子供を欲しがる心理からわかること

著書の中で親が子供を欲しがる心理の根底には

 

「究極のナルシズム=自己愛」

が潜んでいて

 

「自我の不滅性」

 

のために自分の遺伝子を残したいという欲望を生み出し、子供を自分自身のコピーであると同時に自我の不滅性を実現する存在とみなすことになると述べています。

 

男性は自分では子供を産めない。

 

どうしても女性の力を借りなくてはならない。

そこで男性は女性を「自分の子供を産んでくれる存在」としてまず認識する

ー省略当然産まない女性には価値がないという考えにつながっていくと考えられる。

 

この考え方はXなどで炎上する男性のポストに多い内容です。また政治家の発言で問題になるのも根本は同じ。

 

これは自己愛が発達してしまった男性に多い考え方の一つなのである。

よく姉がいる男性は女性に対して甘え方がうまかったりするのは、幼年期から時に不条理な女性と長い共同生活で生き抜いたからです。

 

男性本位の自己愛の育成が抑制されただけなのである。

 

⭕️自分の優位性が確保される女性にしか近づかない男性

自己愛が変に肥大してしまっている男性は女性を見下す言動をとることが多い傾向があるようです。

そして自己の優位性が確保される相手にしか近づかない。

 

東大女子という言葉があります。

 

東大に入った男子は、東大以外の女子との合コンを好み東大に入った女子はモテないというのです。

結婚相談所入会してくる40代男性は同年代の40代で社会的にも成功して学歴の偏差値も上の結婚していない女性は上記理由から選ばない傾向にあると言えます。

前章の自分の遺伝子こだわるのも自己愛の影響でだと思います。

この自己愛を自覚しないと婚活沼にハマってしまうのである。

 

⭕️そしてマッチングアプリの怖さ

自己愛が肥大してしまった男性が婚活すると上手くいかない。

結婚相談所では、無意識のうちに自分の優位性が確保できる女性仲人を選んでしまう。

 

大手結婚相談所の20代の女性社員や学歴が明らかに低いケース等である。

 

そして結婚相談所での自己愛が傷つけられるケースが発生すると不満とストレスが溜まる。

中には出会いを求めて再びマッチングアプリを活用することに。

そんな男性を食い物にする詐欺女性も存在します。

まずは自己愛が肥大していないか?自己分析を行うことから始めないといけないのである。