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⭕️日本のカップル恋愛事情
日本では恋愛感情に基づきパートナーを得るという事が人生の目的・不可欠と考える人が少ない。
コロナ自粛騒動でより「恋愛は面倒・リスク」という意識が加速した感がある。では若者が交際相手を求めない理由を下記書籍から考えてみたい。
山田昌弘 著「日本の少子化対策は、なぜ失敗したのか?結婚・出産が回避される本当の原因」光文社新書
まず内閣府の調査から紹介します。
⚫︎恋人が欲しい人:60%
⚫︎欲しくない人:40%
P94の交際相手を求めない理由を紹介します。
「恋人が欲しくない(40%)の理由」
(20〜39歳:複数回答)
*内閣府『平成26年度結婚・家族形成に関する意識調査』
⚫︎仕事や勉強に力を入れたい(32.9%)
⚫︎自分の趣味に力を入れたい(45.1%)
⚫︎友人と過ごす時間を大切にしたい(15.9%)
⚫︎過去に恋愛で失敗した(4.5%)
⚫︎恋愛が面倒(46.2%)
⚫︎恋愛に興味がない(28.0%)
⚫︎他人と恋人として交際するのが怖い(12.9%)
⚫︎その他(10.5%)
つまり異性と、どのように接していいのか?判らない・怖いより赤字の理由の方が高いのです。
これでは結婚相談所のモテ男性・モテ女性のレッスンは、実は効果が薄いようです。
⭕️恋愛は面倒、恋愛はリスク、恋愛はタイパが悪い
39歳までの若者は「恋愛は面倒、恋愛はリスク、恋愛はタイパが悪い」と考えているようです。
本の中に女子学生のコメントが衝撃でした(P96)
「一時的に好きだという感情で付き合ってはいけませんよね。恋愛感情はいつかは冷めますよね」
つまり女性は相手の収入によって生活水準が上下するので恋愛感情を自主規制する選択をとる考え方があるようです。
この背景には、まだ日本では夫の収入で生活するのが基本という考え方が残っているからだ。
日本の若者の多くは、若い頃から老後までの生涯にわたる生活設計を描いている。
特に女性は逆算して考えていると言われいる。
◇【恋人が欲しい(60%)も何もしない人が実は大多数】
著書の更に衝撃的な事実が「恋人が欲しくても、何もせずにいる人が多数である」
*実はリクルートブライダル総研の調査では、婚活している人が2019年で23.5%しかないのである。
◇【恋愛したくない人が結婚を意識するきっかけ「世間体」】
日本では「世間体を保つ」ことが重要視されると言われている。
そのため「結婚できない」も一つのマイナス評価である。
本人が、どんなに結婚の興味がないと叫んでも周囲は「結婚できない」と評価してしまう。
そのタイミングが男性の場合は39歳頃から。
そして世間並みの幸せとして子供のある家庭を欲するのである。
しかし40歳近くでの婚活は20代と比べて機会損失が大きいのである。
「結婚したい時には、縁なし」