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⭕️LIFE 100年時代とは
少し前ですが、リンダ・グラットン著書 「LIFE SHIFT100年時代の行動戦略」がベストセラーになりました。
医学の発達により、誰もが100年生きうる時代をどう生き抜くか?働き方、学び方、結婚、子育て、人生
の全てが変わってきます。
これまでの皆が足並みを揃えて教育・勤労・引退という人生の3つのステージのスタンダードモデルが、寿命の延長により人生1毛作から2毛作の時代に突入していくのです。
そして人生2毛作には、必ず学び直しが必要です。この学ぶ直し期間の一時的な収入減はパートナーと支え
合うなどの対策が必要です。
このことは当然ながら「結婚・子育て」を含む人生のパートナーとの関係も今後、変わらざるを得ないのです。この記事は、20代の悩み多き婚活男子への弊社からの問いかけです。
⭕️人生100年時代に何が変わるか?
日本では、長らく「男性は外で働きお金を稼ぎ、女性は家庭を守る」というシステムで暮らしていました。
このシステムを維持する仕組みが【終身雇用と会社村社会】でした。
この80年代まで成功した日本のシステムに今40代の団塊ジュニアまでは意識を縛られています。
しかしこの仕組みを維持するベースの日本のGDP3位のポジションは既にいつドイツやインドに抜かれてもおかしくない状況です。
そのため今を生きていく男女の関係も変わっています。
結婚というシステムで考えると【パートナーが互いのキャリア上の成長を目指し、互いに尊敬・キャリア上の成長を応援する】と関係にシフトすることが求められています。
男性の視点では、女性の【出産・幼年期の育児による一時的なキャリアの停滞】を支援することを今後は求められます。
これまでの日本の常識を疑い婚活する上で意識改革が必要です。
つまり夫婦のお互いのキャリアを大事にする【Dualキャリア戦略】が必要となってくるのです。
20代の男性がこのDualキャリアの意識を持つだけで他の婚活ライバルと大きなアドバンテージを得ることができます。
⭕️結婚・子育て・Dualキャリア戦略のベースは【体力】
夫婦のお互いのキャリアを大事にするDualキャリア戦略をする上で重要なのは、智力よりも意外にも【体力】です。
私は30歳で初めて子供の父親になりましたが、【夜泣きする可愛い息子】というキャリア育成上のマイナスをカバーしたのが【30歳の時点で、2日徹夜しても大丈夫な体力】でした。
生物的な視点で言うと親になるのは早ければ早い方が良いですが、日本のGDPの低迷からグローバルでのキャリアの視点でいうと今後は大学院を卒業すべき必要があります。
となると社会人になって仕事を自分で回せる様になる29−30歳が【体力】とパートナーの【Dualキャリア】を両立できるゴールディンな期間だと考えます。
そのためには、20代で開始する効率の良い婚活が必要です。