パートナー代表の高橋俊哉です。8月も残り1週間を切りました。今年も残り4か月というわけですね。コロナの感染拡大、大雨、猛暑など厳しい状況ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。落ち着かない不安定な状況が続きますが、免疫力をあげて仕事に、暮らしに、そして婚活に頑張って参りましょう。婚活では、お会いしたいお相手にお見合いの申込をしていきますが、すんなりお見合いが組める方、なかなか組めない方、会員さんによっていろいろな状況が生まれます。ご自身のスペックもさることながら、お相手への条件をどう設定するかによってお見合いができるかどうかがかなり変わってきます。会員さんにカウンセリングしているとよく聞かれることがあります。それは、「成婚を目指しパートナーを一人選ぶうえで、何人ぐらいの方とお見合いすればいいのか?」とうことです。

これはなかなか難しい問いなのですが、カウンセラーからは、「まあ、何人かお会いしてみて、お付合いも何人かしてみてから、一人に絞っていきましょう。」と言われることが多いのではないかと思います。高橋もそんな言い方をしてきました。もちろんいろいろなケースがありますので、最初のお見合いですんなりお付き合いに入り、そのまま成婚退会されたケースもありますし、20回以上してもかなかな決まらない方もあります。そこで、過去3年間で成婚退会された会員さんが何回ぐらいお見合をしていたかを調べてみました。そうすると最も多かった回数は5回、つまり5人の方とお会いしているという結果が出ました。これは私の実感とも合致しているので、何か不思議な感じがして調べてみました。

組織のマネジメントや人間関係を考えていく方法に、「パレートの法則」というものがあります。ご存じの方もいらっしゃると思いますが、「2:8の法則」とも呼ばれています。住民税の8割は2割の富裕層が払っている、売上の8割は上位2割の顧客から上げている、売上の8割は社員の2割が稼ぎ出している、などなど。このことは社会や自然の様々な領域で観察されています。アリも観察してみると、2割が働いていて、8割は遊んでいるとのことなのです。それではと、働く2割のアリだけで集団を作ってみると、なんとそのうちの8割は働かなくなったという実験結果だったのです。法則の法則たるゆえんというわけです。

「2:8の法則」から派生して「2:6:2の法則」というものもあります。先ほどのアリの集団の例でいえば、よくよく観察してみると、2割がよく働き、6割が普通に働き、2割は働かないということなのです。どうも世の中のあらゆることが2:6:2でバランスがとれている、ということなのです。

ではこの法則を、人間関係や婚活で考えてみるとどうでしょうか。10人いれば、2人が相性が良く、合わない人が2人、どちらでもない人が6人ということになりますね。会社や学校などでは2割の人とはうまくいかないというわけですから、そんな人を説得しようとしたり、論破しようとしても時間の無駄なのです。自分自身が辛く苦しくなるだけです。その二人は避けて、相性のよい2割の人と仲良くし、6割の人とは普通に付き合えばよいのです。婚活で考えれば、10人の方とお見合いすれば2人は相性がよいというわけですね。婚活は大切なパートナーを一人選ぶ活動ですから、この法則にしたがえば5人の方とお見合いすると、そのうちの1人の方とは、お互いに好意を持ち合い先に進める可能性が高いということになりますね。なので、先に書いたように5人の方とお見合いするとよいということが裏づけられたと思います。

ご自身の結婚観をきちんとイメージしたうえで、お見合を重ねていって、お一人、素敵なパートナーを見つけてくださいね!

私もしっかりとサポートさせていただきます。