小室眞子さん（ロイター）

　カジュアルな装いに身を包んでニューヨークへと飛びたった小室圭さん（３０）と眞子さん（３０）のスタイリングについて、皇室ファッションに詳しいファッション評論家・石原裕子さんは「小室さんはどこか新庄剛志さんのよう」と話題のビッグボスに重ねた。 【写真】“小室シフト”厳重警戒…呼びかけには会釈 　まず目が行ったのは小室さんのジップアップニットです。スコットランド・フェア島に伝わる「フェアアイル」という柄なのですが、もともと漁師がセーターとして着ていたものを１９２２年に当時英国皇太子だったウィンザー公爵がゴルフをプレーする時に着用して世界的に知られるようになりました。小室さんがそのエピソードを知っていて自分を重ねたとしたら…。気になります。 　そしてなんと言ってもニットの下にのぞかせたＴシャツのダース・ベイダープリントです。映画史上最も有名な悪役ですが、米国ではヒーロー的な人気を誇るキャラクターでもある。いかにもニューヨーク的な感性を持っていますよ、という主張にも見えますね。 　コーデュロイのパンツにスエードのシューズ、カジュアルなベルト、そしてブローの行き届いた髪…。カジュアルなスタイルとしてとてもオシャレなのですが、紀子さまのお父様・川嶋辰彦さんが亡くなり、まだ喪に服す時期と考えるとどうなのか、と思ってしまいます。ただでさえ、厳しい視線を注がれているわけですから…。メディアの前に出る数分くらいジャケットスタイルではいけなかったのでしょうか。どこか新庄さんのような…。新庄さんはもっと突き抜けて気持ちがいいくらいですけど。 　対する眞子さんはシックにまとめて、髪もとても美しかった。印象に残ったのは歩幅です。ワイドパンツだったこともあって、ＳＰよりも大きくて力強かったですね。自分はニューヨークでもたくましく、小室さんを引っ張って生きていきます、という意思表示のようにも見受けられました。（談）