結婚適齢期の息子さん、娘さんをお持ちの親御さん。
こんな言葉をお子さんに言っていませんか?

「結婚できないなんて恥ずかしいわ」
「○○さんはもう結婚しているのに」
「早く結婚して安心させてちょうだい」
「孫の顔が見られるのはいつになるのかしら」
「あなたより学歴が低い人はダメよ」
「○○才以上の人はやめてね」
「こんな人と結婚するなんてあなたに釣り合わないわ」
「あなたは長男だから家を継いでくれないと困るのよ」
「まだ結婚できないなんて何がいけないのかしら」
「こんないい条件の人めったにいませんよ。今は好きでなくても後から気持ちがついてくるから大丈夫」
「このままずっとうちにいてもいいからね」

お子さんがいくつになっても心配なのはわかります。
でも、ある程度の年齢になれば結婚に対して自分なりの考え方は持っているはずです。

ついつい口を出したくなることもあるでしょうが、思っていてもヤイヤイうるさく言わないことが大切です。

世話を焼きすぎるとかえって婚期を逃してしまうことにもなりかねません。

子離れして少し距離を置き、子どもの生活にあまり介入せず、子どもからアドバイスを求められてから支援や協力をしてあげる、というスタンスでいたほうが良いと思います。

今は、結婚しようという気持ちになれば、何歳でも結婚できる時代です。
まずは、結婚に対して前向きな気持ちになることが何より大切。

結婚を焦らせたり、結婚への夢や希望を失わせないように、親と子が適度な距離感を保っていけるよう意識しつつ、見守っていただければと思います。 “