こんにちは!ウインの勝山です。
ヤフーニュースより引用致しました。
見出し
打ち明けられなかった妊娠 48歳で出産した記者が語る現実【高齢出産のリアル】
不妊治療が4月から公的医療保険の対象となります。生まれてきた子の14人に1人が体外受精で誕生する世界有数の「不妊治療大国」の日本で、治療を受ける人がさらに増えると見込まれています。でも、不妊治療は、金銭面だけでなく、心身ともにかなりの負担を強いられます。治療を周りに打ち明けるか悩み、パートナーと溝ができることも。そんな高齢出産のリアルを40代で不妊治療を始め、48歳で出産した記者(51)がつづります。 【図表】段階を踏んで進む不妊治療
「卵子の老化」が変えた楽観主義「まだ時間あるよね」
高齢になればなるほど、自然に妊娠できる確率は低くなる(イメージ)
「40代で産んでいる人も結構いそうだし、まだ時間あるよね」 私の20代、30代はそんな楽観主義で過ぎていきました。35歳以上の初産を高齢出産と呼びますが、周りで増えている印象があり、有名人の40代での出産ニュースもよく目にしたからです。 昔から子ども好きで、いつかは子どものいる家庭をと思いながら、「まずは仕事を一生懸命やって、妊娠、出産はその後に」と考えていました。国内外で転勤を重ねるうち、40代に突入してしまいました。 30代後半からは結婚、出産できないのかと焦り出しましたが、「この先、結婚はないか」とエンディングノートを買ってシングルとして生きる未来を考えていた41歳で、のちに夫となる同い年の男性とお付き合いを始めました。ほどなく私たちを驚かせたのが「卵子の老化」のニュース。加齢とともに卵子は老化するため、健康でも妊娠しにくくなるというのです。目を背けていた現実を突きつけられた気がしました。
突きつけられた成功率、40代では…
不妊治療を受けても、加齢とともに子どもを授かる可能性は低くなります。日本産科婦人科学会によると、体外受精に進んでも、1回の治療で出産した割合は、30歳代半ばまでは約20%で、40歳では10%に下がります。 加齢と妊娠の関係について、産婦人科医で埼玉医科大教授の石原理(おさむ)さんは「加齢により卵子の染色体異常の割合が高まります。妊娠率は低下し、流産率は上昇。子宮筋腫などの合併症や、妊娠中の高血圧や糖尿病も増えます。若いほうが低リスクで出産できるのは間違いありません」と話します。 卵子のもととなる細胞(原始卵胞)は、女性が生まれたときにはすでに体の中にあり、年齢と同じだけ年を重ねるわけですから、老化して不具合が出るというわけです。でも、私にそんな知識はありませんでした。
43歳で始めた不妊治療、なかった「ビギナーズラック」
現在の不妊治療の流れ。4月からは人工授精や体外受精も保険適用になる
結婚したのは43歳。その年齢では体外受精で出産に至る確率は4%まで下がり、流産率は48%に跳ね上がります。「無謀なことは承知の上。やれることはやらないと後から取り返しのつかない後悔をする」と、周回遅れの治療を始めました。 最初にトライしたのは、医師に排卵日を予測してもらい、自然妊娠を目指すタイミング法でしたが、1~2回試しても妊娠できませんでした。 次のステップとしては、子宮内に直接精子を注入する人工授精がありますが、これも1回受けた程度。高齢で時間に余裕がない私たちは、すぐに高度な体外受精に切り替えました。 体外受精は卵子を体外で精子と受精させる方法です。採卵で取り出した卵子に精子をふりかけて受精させますが、精子の動きが悪い場合などには、顕微鏡を見ながら卵子に精子を直接注入する顕微授精を行います。 採卵は膣(ちつ)から超音波で卵巣を見ながら針を刺し、中にある卵子を吸い出します。局所麻酔をかけたり、細い針を使って無麻酔で行ったりと、クリニックでもやり方に違いがあります。私は採卵で鈍い痛みを感じることが多く、気が重いプロセスでした。 ビギナーズラックを期待した最初の体外受精は撃沈。クリニックで結果を聞いた後に出社しなければなりませんでした。会社のトイレで一人になると涙がこぼれ、目の赤さが引くまでトイレで待っていました。
先の見えないトンネル、転院を繰り返す
そこから私の不妊治療の専門クリニック巡りが始まります。出社前の早朝にクリニックの扉前で並んで開院時間を待ち、待合室でパソコンを開いて仕事をすることもありました。 自分に合う治療を求めて、2回クリニックを変えて3院目で出産にいたる妊娠にこぎ着けました。不育症の検査などのために通ったクリニックも含めれば、全部で七つの医療機関に通いました。「自分の卵子ではもう無理か」と、卵子提供を手がける海外クリニックの国内説明会をのぞいたこともありました。 採卵の後には移植が待っています。受精卵を数日培養させた胚を移植する方法のほか、受精して細胞が進んだ胚をいったん凍結保存し、女性の体調など様々な環境が整った段階で移植する方法もあります。凍結させると成功率が高くなるとされ、日本では広く普及しています。私たちは主に、顕微授精で得た胚を凍結させてから移植して妊娠を目指しました。
顕微鏡に載せられた小さなガラス皿の上で、培養士によって行われる顕微授精
私が通ったクリニックでは、受精が成功した後に凍結保存できる基準にまで育ったかを指定時間に電話で尋ねる仕組みになっていました。胚の細胞分裂が順調に進めばよいのですが、クリニックの凍結基準に届かないこともあります。 会社の机を離れて廊下で何度電話をかけても「話し中」。やっとつながったと思ったら「今回は凍結できませんでした」と言われ、つらい気持ちで席に戻り、何事もなかったかのようにふるまうのが苦痛でした。 採卵や移植を受けるごとに十数万から二十数万単位でお金が飛んでいきます。自治体の助成金の制度はありましたが、対象は妻の年齢が43歳未満。私はすでに対象年齢から外れており、確定申告の医療費控除で少しなりとも還付を受けるしかありませんでした。
可能性ゼロではない、迷路に入り込む
不妊治療のつらいところは、可能性がゼロではないという点です。できることは何でもやろうという考えになりました。45歳で、ある処置を受けるためにかつての通院先に行くと、以前に診察を受けたことのある男性医師が「あなた、まだ体外受精やってたんだね」。限りなくゼロに近い可能性にかけながら頑張っていただけに怒りがふつふつと高まりました。
不妊治療で支払った領収書。今振り返ると「こんなに…」と驚く。当時は必死だった
46歳で初期の流産も経験しました。初めてきちんと妊娠した後の出来事で、人前ではポーカーフェースを保ちながら心の中で泣きました。 47歳で受けた通算10回目の移植では「もう妊娠は無理だろう」と思いました。もう採卵はやめて、以前に凍結した胚の移植に専念していたころです。「この先、夫と2人でどう生きようか」と考えることが増えました。気負いゼロで臨んだのに、妊娠判定で医師から予想外の「おめでとうございます」の言葉が。うれしくてたまらなかったのですが、新たな不安との闘いがその日から始まりました。
会社のトイレで脂汗 自分との闘い
多くの人に報告してハッピーなマタニティーライフを送りたかったのですが、リスクが高い高齢出産では、胸を張って「妊娠してます!」と言えませんでした。 妊娠を続けるために、私の場合は1日2回、ある薬を腹部に自己注射する必要がありました。夜はたいてい会社のトイレで。注射を打とうとすると、手に脂汗がにじんできます。「怖い。打てない」と自分と格闘しました。流産の経験もあるため、不安も強かったのだと思います。 妊娠中のトラブルは、産休に入ってから多少高血圧になった程度で済み、2019年春に、帝王切開で3000グラム台の女の子を出産しました。出産直後の手術室で、医療スタッフが小さな赤ちゃんを胸元に置いてくれました。「幸せ」と喜べればよいのですが、何年も不安続きだったため、生まれたての子をこんな場所に置いて「大丈夫?大丈夫?」と言っていたような記憶があります。 そんな娘は今、保育園に通い、落ち葉拾いやアンパンマンが大好き。娘の成長を見守る中で私の不安は少しずつ和らぎ、自身の経験を隠さなくてもよいのかな、と思えるようになりました。
なぜ、不妊治療が増え続ける?
増える高齢出産、35歳以上での出産は3割近くに
高齢で不妊治療を続けるのは身体的にもメンタルでも、さらには金銭的にもハードです。それなのになぜ、治療する人が多いのでしょうか。埼玉医科大の石原理さんは、二つの理由を挙げます。 「一つ目は、日本に限りませんが、女性の社会進出とともに初産年齢が上昇し、子どもを持つ優先順位が後回しになったこと。二つ目は、日本では『結婚して実子を持つ』という伝統的な家族観のもと、血のつながりにこだわること。養子や里子を迎えたり、未婚のカップルが子どもを持ったりといった多様な家族のスタイルが教育現場で伝えられず、いろいろな家族がいていい、と気付くチャンスが少ないのです」 私の20代後半は、何より仕事が中心でした。20代で結婚した同級生たちを見て「早まるのはもったいない」と思っていました。今なら当時の自分に、「子どもがほしいのならそんな考えじゃダメ!」と説教するところです。 結婚するか、しないか。子どもを持つか、持たないか。生き方の選択は一人一人に委ねられていますし、どの選択肢も尊重されるべきです。ただ、女性は年を重ねると卵子の老化問題にぶつかるため、子どもを望むのなら妊娠しやすい年齢を意識してライフプランを考えたほうがよさそうです。思うように相手に出会えなかったり、なかなか妊娠できなかったりということもあるかもしれませんが、先々のことを心配してもきりがありません。おおらかな気持ちで歩んでいただければと、苦労した51歳は思います。 不妊治療は妊娠の可能性を高めますが、確約するものではありません。それぞれのカップルの年齢や仕事、家庭の状況を踏まえて、治療について話し合うことが大切です。子どもを望む人の願いがかなうような社会の後押しも欠かせません。
プロフィル
遠藤 富美子(えんどう・ふみこ) 読売新聞東京本社英字新聞部記者。1995年に入社し、北海道支社、マニラ支局などを経て2017年から21年10月まで生活部。不妊体験者を支援するNPO法人「Fine」認定の不妊ピア・カウンセラーの資格を持つ。 ※この記事は読売新聞とYahoo!ニュースによる共同連携企画です。
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