「人生100年」とういう長寿国は高齢国でもあります。

元気な老人など、人は目につくものはイメージが付きやすいのですが、

引きこもりや入院、亡くなった方にに対する意思は薄くなります。

元気な老後を送るにはどうしたらよいのか。

コミュニケーション能力の弱った人は相手に合わせてお話をすのが難しくなり、

そしてストレスになってしまうようです。

まして、上下関係の世界で生きてきた人にとっては、

肩書の取れた対等の立場で話をするのは容易ではないようです。

相手への適応力が問われるようになります。

目的より行為に価値を見出してみましょう。

目的は達成したとたん目的でなくなります。

生きる行為、日常生活に目を向け、自分でできることは自分で行い、

他者に依存しない生活に心がけましょう。

信頼関係や人間関係(人的ネットワーク)といった

社会関係資本(ソーシャル・キャピタル)を大切にしましょう。

会社を退職するということは、肩書が外れ一個人に戻るということだが、

個人の自由を得れば得るほど自発的な生産活動や愛が必要となります。

人生の午後に差し掛かった人にとって、

今の自分を過去に自分と競争させせるのは愚の骨頂です。

「体力や能力が衰え、今の自分が絶対負けるから」です。

過去を受け入れ、そして捨て去ることが必要となります。

人生を初期化するのです。

社会関係資本を創りにくい人はまず、日々の出来事や反省、

目標、雑感などを書いてみることです。

孤独は書くことで救われます。

自分との対話になるからです。

そしてどんな困難に直面したとしても、とにかく一日を始めることが大切です。

今回参考にした書籍

「この先をどう生きるか 暴走老人から幸福老人へ」藤原智美著 文藝春秋

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