こんにちは!ウインの勝山です。
ヤフーニュースより引用致しました。
見出し
岡山の老舗ボンボン「就活面倒だし、継ぐわ」 倒産寸前から就職先人気1位への茨の道
DX事業で全国から注目を集める「WORK SMILE LABO」。倒産寸前からの大逆転劇を紹介します。
110年あまり前、筆や墨の小売業として創業し、長く事務機販売を手がけてきた岡山の小さな会社が今、DX(デジタルトランスフォーメーション)事業で全国から注目を集めています。岡山市南区の「WORK SMILE LABO(ワークスマイルラボ、略してワクスマ)」です。 かつては新卒が採用できない、倒産寸前の会社でしたが、テレワークの先駆的取り組みが注目されるなどし、2022年には新卒の希望就職先ランキングで岡山県内トップになるまでになりました。 起死回生の奇跡をもたらしたのは、「モノ」を売るのではなく、働き方という「スタイル」を売ること――そんなドラスティックな発想転換でした。 4代目の石井聖博社長に、100年企業の歴史と未来とを天秤にかけた苦難の歩みと覚悟を聞きました。
「変われるか、変われないか」コロナが可視化
WORK SMILE LABOの石井聖博社長
「『テレワーク』という言葉を聞いたことがありますか?」 2019年7月に石井社長が監修して出版した本「漫画で紐解く 岡山の中小企業、初めてのテレワーク」の中のフレーズです。本の中で石井社長は、2016年に導入、2018年には、総務省「テレワーク先駆者百選」を受賞した自社の取り組みを例に「中小企業、地方だからこそ」とテレワークの導入の意義を説いています。 今からわずか4年前、テレワークの認知度はそのくらい低かったのです。2019年の総務省の調査では、全国導入率は全体で2割弱。会社の規模が小さいほど導入率は低く、日本の会社の99%を占める、社員300人以下の中小企業では15%に満たない状況でした。 しかし、新型コロナウイルスで状況は一変しました。感染防止対策の一環として、あるいは、教育機関や介護施設、保育施設などが休業となる中で、いわば必要にかられ、働く現場で急速に浸透していきました。 ワクスマのビジネスモデルは、そんな時流に合致したものでした。テレワークの導入支援サポートとして、勉強会での学びからはじめ、運用ルールづくり、セキュリティ対策までを約2カ月かけて指南するサービスを30万円で提供。勤怠管理システムやウェブ会議システムなどのツールも、顧客のニーズに応じて個別に提供し、無料でのウェブセミナーも随時開催してきました。
ワークスマイルラボの本社(岡山市南区)
コロナ禍でのテレワークの浸透を追い風に、ワクスマのサービスの導入実績は100件を超え、ワクスマの2020年度営業利益(単体)は、2年前と比べて67%増となりました。石井社長はこう分析しています。 石井 「変われる会社とそうでない会社が炙り出されましたよね、コロナで。経営者はめっちゃ危機感があるけれど、中小企業だからこその変わりにくさもある」 ワクスマの「営業」は、顧客のもとに足を運んでサービスを提案するのではなく、逆に自社に来てもらう点で特徴的です。 会社に足を運んでもらい、テレワークを導入した自社オフィスの姿のみならず、クラウド化からセキュリティ対策、加えて営業成績、福利厚生など自社のすべてを顧客への提案材料としてさらけ出し、社員が笑顔で働くための「働き方のスタイル」のラボ(実験室)として顧客に見て体感してもらう――。そんな営業戦略は、新興ベンチャーゆえと思いきや、ワクスマは元々、明治創業の事務機器販売会社だったのです。 斬新な提案手法は、老舗の斜陽産業から「変わらなければ」という切迫感の中から生まれたものでした。
「創業99年」で終わったらカッコ悪すぎる
若かりし頃の自分を、石井社長はこう振り返っています。 「楽してお金儲けできればいいな、そんな感じだった」 父親は、1911年に「石井弘文堂」として創業した「石井事務機センター」の3代目社長。 東京にいた大学時代、就職活動を控え、世間は就職氷河期でした。「お前、どうするんだ」。父親に聞かれ、「就活もめんどうだし、継ぐわ」と告げました。周りからは、老舗企業のボンボンとして羨ましがられていましたが、家業に関心があるわけでもなく、適当に働いていたら生きていけると思っていたのです。 修業を兼ね、実家が取引してきた、東京の複合機メーカーの販売会社にコネ入社。担当エリアだった六本木で夜は遊び、仲良くなった営業先のパイプでまあまあの数字を取ることができました。ですが、「いい加減、帰ってこい」となり、4年で辞めて2009年2月に帰郷。待っていたのは、想像と全く違う、ガタついた会社の実態でした。 覇気のない職場、やる気のない社員。入社当日に、名前も知らない社員に「辞めたい」と告げられ、「こんな状態なのか?」と驚いたといいます。淡い期待感はガラガラと崩れ、自信を失いました。自分なりの考えを意見しましたが、父親とは衝突するばかりでした。
(selimaksan/iStock)
「会社が潰れる。他の仕事を探せ」。父親に呼び出されて通告されたのは戻った年の秋。数字が出ていない現実は気づいていましたが、そこまで深刻だとは。当時、創業99年目。「まだなんもしてない、ここで終わったらカッコ悪すぎる」。父親とともに銀行に出向きました。 冷徹な視線の銀行員から、事業継続の意思を問われたそうです。 「銀行員は、いつも威勢よくワーワー言っているのに、その時ばかりは様子が違う父親ではなくて、僕のことを見て『茨の道ですよ?』って聞いてきたんです。僕の覚悟を問うたんでしょう。『やります』って言うしかないですよね」
自転車操業、資産切り崩し、不渡り直前に…
具体的なビジネスプランもないのに「やる」と伝えました。たまたま、当時父親に頼んで通わせてもらっていた起業家養成研修の課題で作った自社の経営計画書が、発表を控えてカバンに入れてあったのを思い出し、銀行員に渡しました。 「その瞬間が、後継者としての僕のスタートであり、僕の人生とこの会社のターニングポイントだった。今思えば、ですよ」 自分が銀行員の前で啖呵を切ったからには、代表取締役の父親のもとで、経営再建をやらねばならない。今思えば経営そのものがわかっていない自分の言うことを、バブルの景気のいい時代も含めて、会社の歴史を繋いできた自負がある父親が聞き入れるはずもなく、親子の衝突は続きました。 そんな中で、容赦なく、毎月毎月資金繰りには追われる。楽にお金が稼げると考えていた自分を心底恥じたそうです。 「お金がすべてじゃないけれど、お金がないと何も考えられない。アイデアも何も浮かばないんだなって」 新規借り入れは到底できず、事務機器を売って代金を回収して金融機関に返済して、の自転車操業。リーマンショックからの回復の兆しが見えた頃、東日本大震災が起きました。複合機などの商材の生産が滞り、運転資金がついに尽きました。なけなしの資産の切り売りが仕事になったのです。 自分の貯金もあてて、なんとか以前会社があった田んぼの中の土地の売り手が決まったのは不渡り直前。買い手の要望に応じるために、埃まみれになって上屋の掃除をする自分が悔しくて涙が出ました。同時に、こう思ったそうです。 「やっぱりこのまま終わりたくない。この会社を絶対に成長発展させてみせる」
「やっぱりこのまま終わりたくない。この会社を絶対に成長発展させてみせる」
手形決済後に残ったのは300万円。「これを返済し、また自転車操業を繰り返したら何も進歩しない」。銀行に頼み込み、新規事業への投資に使うことにしました。さて、何をするか。足元を見つめ直しました。
「ちょっとパソコン見て」 御用聞きという強み
中小企業や零細企業には、IT機器や通信環境の整備などに精通する専任の担当者がほとんどいません。詳しい社員や総務の担当者、場合によっては社長がそうした業務を兼任しているという状況がありました。 そうした地域の小さな会社に事務機器屋として出入りする中、パソコンがらみの問い合わせをしばしば受けることもあり、IT機器の設定などをサポートするケースは増えていきました。「ちょっとパソコン見てくれ」と言われれば、サービスとして営業担当が飛んでいき、わかる範囲で無償対応していました。 そうした様子を目の当たりにした石井社長。IT化がますます進む中、中小零細企業のIT担当者の代行業のようなことをすれば、ニーズはあるのではないか――。そう考え、2012年、「パソコンパトロール」と名付けたサービスを始めました。 月額8000円で、顧客企業の「パソコン環境の管理者」として、従来通りのOA機器の保守点検の要領で、IT機器の環境整備を担うサービスでした。 官公庁や大企業へのサイバー攻撃が相次ぐ中、政府がマイナンバー制度の導入に大きく動きだし、セキュリティ対策のニーズが増えだした頃でした。 スマートフォンやタブレットがどんどん普及し、通信環境やクラウドなど、需要は多岐にわたりました。標準のサービスに加えて、セキュリティ強化プランや、データ管理強化プランといったオプションメニューも案内。特に、粗利率が従来の商材と比べて高いセキュリティツールが順調に売れたことで、会社の業績がみるみる向上。パソコンパトロールによって顧客との関係性は確固たるものとなっていきました。 IT関連の相談に乗り、問題点改善の中で、ICT(情報通信技術)ツールの販売と導入支援、さらには活用までサポートする――。そんなサービスによって、それまでは「モノ」を売り買いするというだけだった顧客との関係が変質し、関係性が強固になっていく手応えを、石井社長は感じていました。
社内に掲げられた「挑戦」の文字
歴史ある100年企業が、未来への扉を開いた第一歩でした。
素晴らしいですね!!! やり方次第ですね。
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多数の口コミの中からひめさんの書き込みです。
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本日は、 【岡山の老舗ボンボン「就活面倒だし、継ぐわ」 倒産寸前から就職先人気1位への茨の道】について書きました。