生きづらさから抜け出して幸せになるための秘訣

人が生きづらさから抜け出して幸福に生きていくために必要なことは、

付き合う人間を厳選する

自己肯定感や自信は、関わる人次第で変わってきます。 つまり、自己肯定感が低いのも自信がないのも自分のせいではなくて、一緒にいる人間のせいなんです。 心無い第三者が、否定的な言葉を投げかけてきたり、誰かと比べたりしてくるから、自己肯定感が下がり自信をなくしてしまうというわけです。 逆に周りが、あなたのことを肯定して受け入れてくれるし、しかもほめてくれる優しい人たちばかりだとしましょう。 このような人たちに囲まれていれば、自己肯定感は爆上がりだし、自信を喪失することもないです。 そういった理由から、付き合う人間は厳選しないといけません。 あなたのことを否定して受け入れてくれない人間と関係性が近い場合、それは親や友達の皮をかぶったエネルギーバンパイアである可能性が高いので、これからの付き合い方を考えた方がいいでしょう。

住む場所を厳選する

住んでいる家や地域が快適であればあるほど、幸福度は上がります。 しかし、家に帰ってもなんか落ち着かないし、暗い気持ちになる。自宅付近も楽しくないしなんだか陰気臭い。しかも治安も良くない。 こういう環境に住みながら幸福度を上げることは非常に難しくて、できることなら早急に引っ越した方がいいです。 実は、住むと運気もエネルギーも吸われてしまう場所というのがあって、そこに住んでいると常に情緒不安定になり、体調が崩れやすい状態に陥るんですよね。 これは心霊的なものというより、土地エネルギー的なものだと僕は思っていて、その場所と相性が合わないと、自分にとって良くない弊害がいろいろ起こります。 なので、住む場所だけはどうか妥協しないでください。 転勤などで居住地域を決められない場合もありますが、その際は住む家だけでも厳選しましょう。 ポイントとしては、「ここだったらいいな」という場所を選び、家賃が想定より少し高くても、そこはケチらない方がいいです。 家賃をケチって、「まあここぐらいで我慢するか」という家を選んでしまうと後々後悔することがほとんどです。 「住めば都」というのは、ただの結果論なのでお忘れなく。

働く場所を厳選する

どうやっても逃げられないという状態が続いたとき、人は学習性無力感に陥ります。 基本的に労働は、一日の半分近くの時間を占めるものなので、労働環境が悪ければ悪いほど幸福度が下がってしまうのは当たり前です。 そのため働く場所は、「やっていて苦じゃない仕事」「働いている人の民度が高い」「雰囲気がパッと明るい」という3つを兼ね備えた職場を選びましょう。 逆に、「やりたくない仕事」「働いている人の民度が低い」「昼なのに薄暗い」という職場はかなりの地獄です。 これから転職を考えている人は参考にしていただきたいのですが、その会社の面接室や食堂がなんだか暗い、閉鎖的で圧迫感がある、なんだか落ち着かないという場合、その場所で働くのは考え直した方がいいかもしれません。 面接室はある意味その会社の入り口でもあるので、そこで良くないものを感じるということは、その場所全体が良くない可能性が高くなるからです。 目に見えないものでありながら、こういった悪い直感はほぼ当たるので、その場所に対して「なんか嫌だな」「気味が悪いな」と感じたら、できれば自分の感覚を信じた方がいいでしょう。

物理的アプローチを心がける

今度は物理的アプローチを心がけましょう。 物理的アプローチというのは、「栄養があるものを食べる」「マッサージや鍼治療を受ける」「運動する」「湯船につかってリラックスする」といった、身体に良い影響を与える行いのことです。 「考え方を変える」だとか「物事の見方を変える」なんて言われていますが、実は思考法はそれほど万能ではありません。 考え方や物事の見方を変えたところで、どうにもならないことは沢山あるのです。 たとえば、「イライラすることが多い」という人がまず行わないといけないのは、アンガーマネジメントではなく、ビタミンCが足りているか、血流が滞ってないかなど、まず身体の状態をチェックすることです。 「ストレスが多い」という人も、「タンパク質・鉄・ビタミンB・亜鉛」のいずれかや全部が欠乏していることも多く、一日の摂取カロリーが足りていても、必要な栄養素が足りていない人は珍しくありません。 だるさが抜けなくていつも眠いという人も、糖質を摂りすぎている場合がよくあるので、身体や心に不調を感じたときは、思考法だけに頼らず物理的アプローチを心がけてみましょう。 もちろんこれは、前述した「付き合う人」「住む場所」「働く場所」を厳選した上での話なので、この3つのどれかに問題がある場合は話が別です。 この場合は、厳選するために問題を解決する方が先なので、その点はどうか忘れないでください。

楽しい毎日を送ることに全振りする

後は「できるだけ楽しい毎日を送ることに全振りすること」です。 何度かこのコラムを通じてお話していますが、日本人は休むことと遊ぶことが下手な人が多いです。 つまり、すでに頑張りすぎの人が多いので、もっと休んで遊ばないといけないんですよね。 言うまでもなく、楽しいことは「休んでいるとき」と「遊んでいるとき」に多く含まれています。 休むことや遊ぶことに罪悪感があり、つい頑張りすぎてしまうという人は、次のことを忘れないでください。 休むことと遊ぶことにも、努力が必要なのです。 スマホはずっと使い続けていればバッテリーが切れます。車もずっと走らせ続けていればガソリンがなくなります。PCもずっと使い続けていたらフリーズします。 人間もずっと頑張り続けていたら……。もう分かりますよね？ 休むことや遊ぶことは、充電したり再起動させたりするのと同じなのです。 要するに、元気チャージしたり、一旦リセットしたりするために、休みと遊びが必要というわけです。 もっと楽しいことを沢山しましょう。 こんな世の中だからこそ、楽しいことをいっぱいする必要があるのです。 仕事が楽しいことだという人はそれで構いません。ただ、やり過ぎるとワーカホリックになってしまうので、そこは注意してください。