NHKで毎週火曜日放送の『正直不動産2』、

 

結婚相談所運営と不動産業は、通ずるところがあり、私も大好きで欠かさず観ています。

もちろん、不動産業=物件。 結婚相談所=人間。

という大きな違いはありますが。。

 

このドラマの第4話が放送され、とても心に残ったシーンがありました。

簡単に背景をご紹介しますね。

 

昔不良だった彼氏と、真面目でしっかりものの彼女。

若いカップルが、気に入った賃貸マンションを契約しようとしました。

 

しかし、3年前にギャンブルの借金が原因でブラックリストに載っている彼は、

信販会社から契約を断られてしまうのです。

 

それが発端で、将来的な不安、彼の平気で嘘をつく癖などに幻滅し、

二人は破局寸前にまで発展します。

 

『元はと言えば、信販会社のせいでこうなったんだ!』と怒り狂った彼氏は、

自暴自棄になり、信販会社を騙して契約をしてやろうと画策します。

 

しかし、正直不動産の永瀬から一喝されて思い留まるのです。

 

『信用がないのは、あんたがブラックだからです。あなたの責任です。もし信販会社を騙して契約したことが後で発覚したら、違約金を払わなければいけない。』

そんな、嘘・偽りの結婚生活など長くは続かない、と彼を諭しました。

 

そんな中、彼女に新しい命が宿っていることを知らされた彼は、彼女とお腹の子供を守る為に、もう嫌な事から逃げない、自分という人間を信用してもらえる生き方をする、と心に誓いました。

 

最終的に彼は、貸主のマンションオーナーの元を訪れ、なぜここに住みたいのか、更生した自分を信じて欲しいといった内容を手紙に託しました。

初めは聞く耳をもたなかったオーナーも、皆の協力もあり、最終的に説得に成功したのです。

そして新しい住居も見つかり、真面目に働きだした彼は、晴れて家族3人で結婚生活

をスタートしました。

 

ドラマでなくても、誰しもこういった場面に出くわすことはあるかと思います。

 

あの時、悪い選択をしなくうてよかったという事、そこで悪い方にそれるのではなく、局面にぶつかった時に、逃げないで、向き合うことの大切さ、一般社会で生きていく上での信用の重要さ、これは何年も経ってから分かることだと感じます。

 

そして、これは私たち仲人と会員さん、会員さんとお相手との信頼関係にも似ています。

信用があるから、仲人は積極的にお相手を紹介できるのです。

 

改めて信頼関係の大切さを再認識させてくれたドラマです。

 

現代では、様々な詐欺が横行していますが、人の不幸の元に自分の幸せなどはありえないと思います。

結婚相談所でも、仲人やお相手に隠し事をして、後ろめたいまま活動しても、本当の意味での幸せは訪れません。隠し事なく、正直に、素直な気持ちで活動しましょう。

 

是非皆様もこのドラマご覧ください♪