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⭕️「幸福の資本」で人生が決まる
昔、「プライスレス」と言って体験をカードで支払うC Mがありました。
幸せってなんでしょうか?
橘玲 著「人生は攻略できる」ポプラ新書では、幸せを「プライスレス」の愛情・友情空間と「プライス」の貨幣空間に分かれていると定義しています。
<構成>
1.愛情空間・友情空間は、非常に少ない人数で構成されている。
2. 貨幣空間は、知らない人とお金でつながっている。
<人間関係の重み>
一番大きいのは、愛情空間
(愛という特定の1人との関係:パートナー)
次に大きいのは、友情空間
・親友:1人から2人
・仲間 :せいぜい5〜7人
・お互いの友達:20人程度
・知り合い:150〜200人
<空間の人生の価値のイメージ>
愛情空間 80%
友情空間 19%
貨幣空間 1%程度
こう考えるとパートナーを持つことが人生においては、重要と思われていることも理解できます。
⭕️3つの「幸福の資本」と「幸福の土台」とは
3つの「幸福の資本」
「金融資本」=お金
「人的資本」=仕事
「社会資本」=愛情・友情。
この3つの資本を最適化することで人生をどのように生きていくか?が決まっていくと著書の中で言われています。
人間関係の重みから考えると「社会資本」が大きく、その次に大きいのは「人的資本」です。
そしてこの3つの「幸福の資本」から構成されるのが「幸福の土台」と呼んでいます。
⭕️今の貴方は「ソロ充」それとも「ソロリッチ」
結婚相談所に入ろうと考える方は、一定の年収「人的資本」や資産「金融資本」をお持ちの方だと思います。そしてパートナーという「社会資本」の中で一番大きい「愛情空間」が不足している男女だと思います。
順に幸福土台「ソロ充」「ソロリッチ」のモデルケースを見ていきましょう。
1.ソロ充:ある資本「人的資本」
貯金もないし恋人も友達もいないけど、給与の高い正社員タイプ。友達がいないのは地元を離れている。
貯金がないのは社会に出たばかりで、仕事が多忙で恋人が作る時間がないケース。
20代の男女にありがちのケース
2.ソロリッチ:ある資本「人的資本」「金融資本」
バリバリ働いてお金もけっこう貯まったけど、恋人や友達がいないケース。
40代以降の男女のケースでしょうか。
一見寂しそうだけども一緒に仕事をする仲間はたくさんいて趣味にお金と時間を投入できる。
人生が充実している人。
⭕️「ソロリッチ」が結婚したくなる訳
20代・30代前半は結婚しなくても充実した人生が得られる「ソロリッチ」。
ここで問題になるのが「人的資本」=仕事を失った時のリスクだ。
仕事を失うことは、人間関係の一つの仕事を通しての仲間を失うことになる。
40代になって突然、結婚したくなったり、自分の子供が欲しくなるのは「ソロリッチ」の危うさに気がつくからなのだ。