帰る場所のある安らぎ、待つ人のいる温もり。人は皆、悲喜こもごもの想い出を心に
しまい「今」を生きている。別れの悲しみが耐えがたく切なくても、道は前にしかない。
「しっかり食事をして笑顔でいて下さいね」と若くして逝った妻の言葉を思い出して
当社を訪れた彼もまだ３０代。結婚をしたくて来社したのではなく妻を病で亡くした
その悲しみの持って行き場がなくて話をしに来られたのだ。ひたすら話を聞く事しか
出来ない中で、お茶を頂きながらの穏やかな静かな時間は、温かく流れていく。
仕事をしている時は忘れることが出来ても、街の中で幸せそうな家族に出逢うと
何故自分だけが？！と悲しみが押し寄せると言う。何も出来ないが時間だけはあるから
切ない気持ちを聞いて今の気持ちを少しでも優しく包んであげたいと思う。
人として尼僧としてそう思う。別れの悲しみを出逢えた事の幸せと想い出に変えてなんて
そんな簡単な事ではないけれど、時が癒してくれることも少しはあると思う。
人生は何かのきっかけとタイミングが響き合えば、心地良い温かい居場所が創れるはず。
5年前に奥様と死別しかつて落ち込んで相談に来ていた６０代の男性から手紙が届いた。
妻の日記を見たら「しっかり食事をして散歩もして、良い方がいたら再婚して楽しく
暮らして下さいね」と書いてあったと。老若男女誰にとっても時間は移ろい続ける。
誰にも巡るはずの運と縁、居心地の良い温かいくつろげる居場所は何より尊い。
自信がないとか戸惑いながらの今日は、同じ明日を迎える事になる。「今」動おう♪
動き出せば何かが変わり温かい居場所が出来る。あなたの居場所を探します♪
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結婚相談所埼玉 齋藤企画
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