本相談室では、会員に

「自分の思いを言葉にすること」を大切にし、

「相談室とのやりとりは、コミニュケーションの練習だと思って、使い倒してほしい」

と話しています。

 

高齢の父との二人暮らし、30代男性会員さんのことです。

 

彼は婚活をとおして、

「自分で考える」

「人に伝える」

「人と相談する」

これらを意識的に1つずつ積み重ねて来ている人です。

 

私は、早い時期から、

彼自身の結婚のことにとどまらず、

健康、仕事や人間関係、高齢のお父様のこと等も含めた、

彼の人生全体を一緒に考えての伴走を心がけています。

それが、彼に必要な「婚活支援」でした。

 

先日、面談を行いました。

自分の生活や将来について考え、お父様のことも合わせて、親戚とも話してきたと、

その結果を持って来てくれました。

こちらが依頼したわけでもないのに…。

 

具体的な婚活のカウンセリングとともに、

お父様のことはいつも話題に登ります。

私もずっと気にかけて来ました。

 

地域活動での役に立てばと思って始めた、

「終活」に関する資格の勉強も、

思えば、彼のお父様のことがきっかけになっていたかもしれません。

彼は、とても興味深そうに耳を傾けてくれます。

 

面談は、穏やかながら話が弾みます。

私は婚活のこと以外は聞き役に徹しました。

 

自分の中で、そして身近な人たちともよく練ったのでしょう、

決めたことと意見が割れていること、その中での自分の思いも明確でした。

頼もしく、凛々しくなったなぁ…

どんどん成熟していく彼を、心から嬉しく思いました。

 

私の次の予定があったので、2時間半で、私の方から切り上げさせてもらいました。

 

彼は、もう、「コミュニケーションが苦手」という自己認識だけでは語れない人になっていると、私は感じています。