婚活を始めてから半年、あるいは一年という短い期間で結婚が決まり、幸せを掴んだ「婚活勝ち組」がいるのに対して、ずっと長い年月をかけて婚活をしているのに、なかなか良い結果に繋がらない「婚活難民」がいます。

なぜこのような違いが出るのでしょう？

理由はいろいろ考えられますが、明らかな違いのひとつが、すばり柔軟性なのです。

 

「絶対こうでなきゃ！」というこだわりを取り払えさえすれば、婚活は上手くいくはずです。

          

婚活を長引かせてしまう人には、共通点があります。

自分の思い描く理想に妥協できず、それに100％合う人を見つけようとする。
あるいは、結婚相手の条件を少しも譲れず、希望通りの人でなければ会わない。

このように、良く言えばブレない、粘り強い、という点です。

しかし婚活に必要なのは、柔軟性。

これは婚活に限ったことではなく、結婚してからの生活においても言えることです。

考えてみてください。
条件だけにこだわって結婚したとして、その後の結婚生活はどんなものになるでしょうか？

結婚は、単なるイベントではありません。
この先ずっと、何十年も続く「生活」です。

結婚は、たくさんの幸福感を得られる、とても素晴らしいものです。

しかし、もともと他人だった二人が生活を共にするようになると、意見の相違が生じたり「こんなはずじゃなかったのに…」などと、想像していたものとは異なる、ということも出てくるでしょう。

そういう時にこそ、相手と話し合って互いが歩み寄れるポイントを見つけられるように、問題を解決する「柔軟性」が必要になってきます。

婚活をしている時点で「絶対こうでなければ！」といったこだわりが強すぎるあまり、相手と会うことを避けようとしたり、自分の行動に制限を設けてしまうと、将来、結婚生活の中で生じるであろう些細な問題でさえも乗り越えることは難しいでしょう。

希望の条件とは少し違っていたとしても、「まずはお会いして、話をしてみよう」という気持ちになることが大事です。

実際、これまでスムーズにご結婚された方の多くは、柔軟な考えを持っている人ばかりです。

自分の信念を曲げるということではありません。
さまざまな考え方があることを柔軟に受け入れられる人ほど、婚活が実を結び、幸せな結婚生活につながるのだと思います。

理想が明確で、意志が強いことが悪いというわけではありません。
それもあなたの一つの魅力です。

そこにプラスして柔軟性が備わったなら、あなた自身の魅力がより一層ブラッシュアップされて、なかなか進まなかった婚活にも良い結果が得られるかもしれません。