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⭕️1990年代後半から変化した婚活環境
「どうして息子(娘)は結婚できないのだろう」と疑問に思っている団塊の世代の親御様。私も20代の息子がいますが結婚相談所を開業するまでは同じ感覚でした。そして開業すると現在の婚活状況は1990年代までと大きく異なることが分かりました。現在の婚活状況を把握して子供に接しないと親子関係そのものが悪化します。
この記事では、結婚を意識し始めた男女が直面する環境の変化についてまとめました。私にも20代の息子がいます。親として「結婚して幸せな家庭を築いてほしい。孫の顔を見たい」は同じ気持ちです。
もし更なる詳しい情報が欲しい方は、連絡頂ければ幸いです。
⭕️コロナの間の空白の3年と厳しかった勤務状況
2019年のコロナ自粛から勤務状況も大きく変化しました。WEBを活用した在宅勤務が一般化し、その結果、コロナ前と比較して、相対的に人と接する機会が少なくなりました。コロナ前は、恋愛のきっかけは主に大学入学した直後のサークル活動や学内での交流、新しいバイトなどでした。また新社会人になった入社1年目の社内での歓迎会や先輩とのOJTなども社内恋愛のきっかけになっていました。
コロナ自粛は10代−20代から黄金の恋愛チャンス期間を奪いました。
仕事面でもエンジニアなどは、従来は面談していたのが、WEBベースとなり自宅から一歩も出ないで仕事ができることになり、若いエンジニアの負担が増えました。
リモハラや「移動時間がなく複数の打ち合わせを組みやすい」など多忙からくる精神的な病で休職者が増加しました。そして休職の1人の穴をカバーするために負荷が増えていき、仕事漬けの日々になる。
こうして3年という婚活上、貴重な時間が失われてしまったのです。
◇【会社への信頼の低下・終身雇用への不安】
コロナ自粛下で入社した20代、度重なる人事制度や働き方の変更への不満を持つ30代は、一度入社すれば安泰とは考えていない。入社すると与えられた仕事をこなした上で結婚を考えていればよかった親世代。
対して転職やキャリアなど並行して考慮すべきことが多い子供世代の意識のギャップは発生しているのです。
⭕️結婚式を行わないカップルたちと結婚式の2次会レス
昭和の時代は、結婚式場で盛大な結婚式を挙げるのが一般的でした。結婚式自体が神様や親戚・仕事や関係者への結婚宣言であり人生の一大イベントでした。そして仕事、友人関係を集めた2次会を開く、「幸せなカップルに触発された新たなカップルが誕生する」という流れでした。以前は結婚式の2次会は結婚を促進する触媒(加速剤)の要素を持っていました。
現在は、結婚式場が倒産、MCが大量失業などから解るように結婚イベントの件数や規模が激減しています。
費用を抑えた親族だけの結婚式も多く、結婚式を起点とする出会いは少なくなったと言えます。
⭕️厳しくなった法律が加速させる少子化
1990年代までは、周囲のお膳立てや、社内恋愛の噂から社内恋愛・結婚が発生することがありました。
現在は個人情報秘密保持の意識やセクハラ・パワハラへの法意識から「恋愛・結婚」はタブーな情報です。またSNSの一般化によって誰でも情報発信できる時代となり、リスクから他人のプライベートはタッチしないという風潮があります。
加えて2023年7月「不同意性交罪」への改正により「合意無しに、雰囲気でお酒を飲んでワンナイトすると訴えられる」など罰則が厳しくなっています。今や極端に言えば「ワンナイトをするなら飲むな、飲むならワンナイトするな」「事前合意のエビデンスをしっかりと」です。
この法律でマッチングアプリ経由の恋愛・婚活は今後、大幅に減少すると思います。
簡単な出会いが更になくなることで、少子化に拍車がかかるでしょう。