猫に救われた話を書いた人のブログを参考にして物語をつくってみました。

 

     ニャンに救われた(7話)

捨て猫(キララ)を拾ってきてから人生が楽しくなってきました。

職場では、お友達が少なく会社に行くのが嫌でした。

 

職場の人が猫を飼っている人が多くいることがわかりました。

そして、一か月に1回猫カフェと食事会があり、その会に誘われました。。

行くことに決めて参加しました。

とても楽しくて猫の話で盛り上がり、自分がその会話の中に入って

良く話し、笑っていることにびっくりしています。

 

今回、猫の病気や怪我の話が出てきて不安になってきました。

みんなと別れて帰り道に不安はさらに膨らんできました。

 

家に着くとキララが喜んで玄関まで走ってきました。

「キララ~」と思わず抱きついてしまいました。

悲しそうにしている私を不思議に思ったようで首をかしげて「ニャ~ン」と

小さい声で鳴きました。

 

「私、不安なの。キララが年を取って病気で死んでしまったらどうしようと

考えると、こわくなってきちゃった」

キララはじっと私の顔を見つめていました。

 

その時に確かにキララの声が聞こえたのです。

「ご主人様。一緒にいるときは幸せです。先のことはわからないでしょう。

一緒にいるときは、楽しく幸せを感じましょう」

 

え!!でも確かに毎日不安に暮らしていたら、せっかくの幸せの時間が

もったいないですよね。

 

しかしキララの声はどこから聞こえたのでしょうか?