あなたの答えに寄り添う 結婚相談所 マリエージュです。
前回は、「結婚したいのにうまくいかない…」原因と解決策を知って、前向きな婚活へ!と題して、記事を書きました。(婚活のあれこれ 「結婚したいのにうまくいかない…」原因と解決策を知って、前向きな婚活へ!)
今回は、婚活がうまくいかないことを自分のせいにしてしまう「強すぎる自責思考」について書いてみました。何かと「私のせいかもしれない…」と思ってしまう人、必見。強すぎる自責思考は、マイナスになることはあっても決してプラスには働きません。自分の思考のクセに気づき、本来の自分を取り戻しましょう。
◆「自責思考」から抜け出したいけど…
「婚活がうまくいかないのは、私のせいかもしれない…」そんな風に考えてしまうことはありませんか。もちろん、自責思考は自分を振り返る際にとても大切な視点です。しかし、自責思考が強すぎると、何事も自分の責任だと感じてしまいます。失敗という言葉が頭をよぎり、「もっと〇〇できたはず」「なんであのとき〇〇しなかったんだろう」などと振り返っては自分を責めてばかり…。常に自分が変わる前提の婚活は、苦しいだけ…。そんな状況は、もう終わりにしたいですよね。今回は、強すぎる自責思考の原因と対処法について考えてみたいと思います。
◆自責思考になってしまう原因とは
自責思考とは、物事がうまくいかないときに、自分を責めてしまう考え方のこと。他責思考の反対の考え方になりますが、婚活においては、うまくいかない理由を考えるときに自責思考を勧められることも多いです。しかし、ただでさえ、謙虚に振舞うことが美徳とされる日本社会で、強すぎる自責思考に悩まされている人が多いのもまた事実です。婚活においても自分を責めすぎてしまう結果になることが多く、行き過ぎると相手の課題すら、自分が悪いと考えてしまい、どんどん自信を失っていくことになりかねません。自責思考には、以下のような要因が関係しています。
1. 完璧主義の傾向がある
「もっと頑張らなきゃ」「理想通りに進めなきゃ」と思いすぎると、少しの失敗でも自分を許せなくなってしまいます。このように、完璧を求める傾向が強いと、「成功は当たり前」「こんなことはできて当たり前」と思ってしまい、「終わったら次、終わったら次」と常に全力投球を続けていくことになります。その中にうまくいかないことが1つでも見つかれば、「こんなこともできないのか…」と自分を責めてしまいます。うまくいかなかった原因がすべて自分のせいということはないはずなのに…。“強すぎる自責思考”は、特に婚活場面では自分を苦しめることにつながります。
2. 他人に好かれたい・嫌われたくない
過去の恋愛や人間関係で傷ついた経験があると、「また同じことが起こるかも」と不安になり、自分を責めるクセがついてしまうことがあります。また、「嫌われたくない」「好かれたい」という思いが強すぎて、自分の評価を相手にゆだねてしまうこともあります。「相手の評価=自分の評価」になれば、相手の評価ばかりが気になるのは当然のこと。中には「〇〇な人でないと価値がない」などと、極端に自分の評価を低く考え、常に自分が悪いという前提で考えてしまう人もいます。これでは、婚活も苦しくなるばかりです。
3. 周囲の期待を気にしすぎる
「早く結婚しなきゃ」「周りはうまくいっているのに…」などと周りの状況と比べてしまうと、できていない事実にだけ目が向かい、「なんで自分はこんなにもダメなんだ」と責める気持ちが強くなります。周囲からの期待や状況を気にするあまり、「周囲が理想とする自分=目指すべき自分」と考えてしまい、そこに至れない自分を責めてしまい、苦しくなってしまいます。
◆強すぎる自責思考への対処法
自責思考とうまく付き合うことができたら、婚活をもっと前向きに進めることができます。自責思考とどのように付き合っていけばよいのでしょうか。
1. 「自分を責める」のではなく「振り返る」
「失敗した!」と感じたときは、「何が原因だったのか?」とその原因を冷静に振り返ることが大切です。お見合い場面で話が続かなかったのであれば、「話せなかった自分」に意識を向けるのではなく、「会話が広がらなかった理由」を考えてみましょう。もしかしたら、相手に話を広げる意識がなく、「こちらの質問→質問に対する答え」のような一方通行の会話しか成立していないのかもしれません。「話し方がきつい」「そっけない感じがする」などとアドバイスされることがある人ならば、どんな状況でも同じような対応なのか、それともお見合い場面限定で、きつく、そっけなくなってしまうのかを振り返ってみましょう。そうすれば、なぜ“きつい話し方”や“そっけない受け答え”になっているのか、その原因を探っていくことができます。「言うは易し」でなかなか思うようにはいかないものだと思いますが、自分を責めるのではなく、次に活かす視点で振り返りたいですね。
2. ついつかってしまう言葉を違う表現に変えてみる
日常生活でも婚活でも同じだと思いますが、自責思考の強い人は、「も」や「だけ」という言葉を習慣的につかっていることがあります。「いろいろと考えてみたのに、今回“も”うまくいかなかった」「できてないのは私“だけ”」などです。このような言い方は、自分を責める表現になってしまい、苦しくなるだけです。例えば、「いろいろと考えて行動してみたけど、今回“は”うまくいかなかった」「練習していないから仕方ない」のような表現に変えてみるだけでも、その状況に対する受け止め方が変わります。「今回も→今回は」たった一文字変えただけですが、かなり印象が変わりますね。日々話している言葉の一部分を少しだけ変えるだけでも、強すぎる自責思考を弱めることができるのです。
3. 信頼できる人に相談する
客観的な視点でアドバイスがもらえれば、より広い視野で自分の状況を把握できるようになります。一人で悩まず、友人や知人に相談するのも良いと思いますし、婚活の専門家に相談することも一つの方法です。仮に「自分だけが結婚できていない」と思うような状況があったとしても、日本に同年代の独身男性・女性が何人いるか調べてみれば、少なくとも“自分だけ”が結婚していない状況ではないことがわかるはずです。視野が狭くなると、無理し過ぎてしまったり、過度な妥協をしてしまったりすることがあります。そうならないためにも、客観的な視点を持つためには何が必要かを考えてみてください。
◆思考のクセに気づくと楽になる
仮に婚活がうまくいっていなかったとしても、原因がすべてあなたにあるわけではありません。強すぎる自責思考では、極端な意見や考えに引きずられてしまい、「ダメな自分」ばかりが目に付くようになってしまいます。では、自責思考を手放せば良いのかというと、それもまた違います。「自分は悪くない」と相手に原因を求めたところで、その課題が解決するわけではありません。原因がどちらにあるかではなく、うまくいかない原因を冷静に見極め、対処することが大切です。
また、日々の生活で何気なくつかっている言葉の中に、あなたの思考のクセが見えるはずです。「だけ」「べき」などの言葉や明らかに偏っていると感じる表現に出会ったら、「これが思考のクセなのか」と振り返ってみると、新しい発見があるはずです。言葉遣いを少し変えてみる。それだけでいつもの世界が違って見える。そんな経験ができるかもしれませんね。婚活に限らず、思考のクセは、知っておいて損はないので、ぜひ試してみてください。
この記事を読んで「もう少し話が聞きたい!」「相談したい!」そんな気持ちになった方は、まずは気軽にご相談ください。思い立った時が始めどき、10年後、20年後の笑顔のために本来の自分を取り戻す婚活、始めませんか。
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