「預金ないんです」と言う方には、将来に備えての預金は大切であることを伝えている。
これに関しては小学校の頃から少ないお小遣いの中で僅か200円でも預金の癖を子供に
付けている家庭は其の儘その習慣は続く。一か月のお小遣いは一か月で使い切っても
良いと思っている子供は自然に全部使う事になる。婚活のあたりその習慣が見え隠れする。
結婚が決まると両親への挨拶、指輪、新居償還が起こぢ宇し過ぎの苦労
姪が当社で結婚し幸せにしているからと「一度で良いから行って!」と母に嘆願された37才の彼。清潔な人柄、仕事も安定。終始和やかに話が弾み、話は趣味へと進んだ。「趣味は貯金で、残高が増えるの楽しみです」と爽やかに言う。それって趣味?必要経費の残り貯め続け15年、飲み会も断り続けているとか。将来の起業の為?と聞くと「全然!」と即答。隣席のご両親は、困惑しきり。さて、どうしたもんか。恋の喜びや友人との語らいよりも、彼には預金が満足だったのだ。遣うのも大事だって、判ってよ。かくして彼はお見合いから交際へと進み、お相手にご馳走する事を学んだ。苦労して稼いだ浄財を、誰かの為に使える幸せって、あるんだよなぁ。