末っ子の次男が大学を無事卒業しこれで学費からやっと解放されるとホッとしたのも
つかの間、次男は「まだ学びたい事があるので大学院に行かせてほしい」と土下座して
両親に頼み込んだと言う。兄弟たちが大学を卒業して就職したので次男だけ大学院に
通わせるのは不公平だからとアルバイトしながら頑張る様に諭し大学院入学となった。
異性との会話が苦手の彼は大学時代は極力異性との会話をしない様に心掛けたていた。
入学して専門分野の研究は女性４人と男性２名で、必要に迫られ会話も徐々に出来て
半年が過ぎた頃は、誰とでも普通に会話をして、それは大学院で大きな自信を得た。
初めての給料日に彼は「今までありがとうございました。これは少ないですが生活費に
受け取って下さい」と３万円を両親に手渡すと「自分達は老後の設計は出来ていて
お金は必要ないので将来の為に貯めておきなさい」と言われたとの事。
学生結婚をしたクラスの仲間の幸せを見て彼が結婚相談所埼玉を訪れたのは2７歳。
元々異性との会話が大の苦手だった彼は「大学院で一番役立ったのは異性との会話が
普通に出来る様になった事です」と嬉しそうに笑った。
かくして高望みや高過ぎる理想を抱くこともなく早々と７カ月で結婚を決めた。
成婚の挨拶に来て「お見合いの時から話が面白くて一緒にいてとても楽しかった」と
彼女は言った。彼の言う通り「大学院では専門知識と会話力と学んだんだ」と実感。
「自然体で安らげるお相手との結婚こそが幸せで、幸せは決して条件ではない」
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結婚相談所埼玉 齋藤企画
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