「マウンティング」というと、「女性同士が上下を競い合う」といったイメージを思い浮かべる方も多いでしょう。

男性の間で「マウンティング」が行われるイメージは、あまり沸かないのではないでしょうか。その理由は、男性は大抵、仕事上の役職や収入といった面で優劣をつけやすいからでしょう。

女性の場合はそれが明確ではないので、自分の方が格上だ優秀だ、などと会話の中で遠回しにアピールする必要があるからなのかもしれません。

しかし、そうは言っても男性も油断は禁物です。
何気ない言動が相手を不快にする可能性もあります。その結果「マウントおじさん」なんて言われてしまうかもしれません。

 

「女性だけじゃない!常に上から目線のマウントおじさん」

昔から言われていることですが、男性はプライドの高い生き物なのです。

草食系男子、ロールキャベツ系男子、断食系男子…

時代の移り変わりと共に、その時々で男性像の変化はありますが、やはり男性は自分を立ててくれる女性に好感をもつもの。

プライドがあるのは、決して悪いことではありませんが、度を超したプライドの高さは注意が必要です。

実は婚活の場でもよくあることなのですが、何かと自分の知識をひけらかすといった男性がいるのです。それも無意識のうちに……。

例えば、仕事の話となるとつい力が入ってしまい、一方的なダメ出しで自分の価値観を押し付けたり、頼まれもしないアドバイスをしたり、あるいは、話の本筋から離れていつの間にか自慢話になってしまったり…。

聞かされる相手からしたら、うんざり!お腹いっぱい!といったところでしょう。

自分は人生の先輩として、相手を思ってアドバイスしているのかもしれません。しかし、相手があなたに本心から意見を求めたかった場合は「これはどうですか?どう思いますか?」と質問してくるものです。

「話を聞いてくれる素敵な男性」だと思っていたのに「上から目線のダメ出し自慢おじさん」だった!

…と失望されないよう、頼まれもしないダメ出し、不必要なアドバイスは、控えるように気をつけましょう。

それから…
もう1つ注意が必要です。

それは、相手が女性で自分が男性だというだけで、優位な立場になった気になる人もいます。「女性は皆そうだよね」「女性なのに…」「女性なんだから…」などと、知らず知らずのうちに高圧的な言い方になっていると印象は最悪です。

婚活中は特に「男性だから」「女性だから」という考え方を捨てて、「対・人」「一個人」として相手に向き合うことが大事になってきます。

 

マウンティングシリーズ、いかがだったでしょうか?

男女問わずマウントをとってくる人がいるものですが、そういった言動は、相手に不快感を与えるだけです。大事な婚活の場で、ついうっかり、そのような失礼で無神経なふるまいをしないよう、普段から気を付けて過ごしてみてはいかがでしょうか。