第1〜6話に続く、旧家の一人娘、アラ還会員さんのお話です。
体調不良の翌日、彼女から、お礼に加えて夫婦の近況を伝えるメールが届きました。
彼女はご主人のことを変わり者だと言うのですが、さりげないご主人のたたずまいからも、彼女を大事に思う気持ちが、私にはよく伝わってきました。
〜 〜 〜
うちの夫、あんな風ですが、家では優しいのです。
今年の3月のお彼岸に一緒に夫の故郷に行って、親戚の方と仲良しになり、LINEの交換をしています。
そこからガラリと変わりました。
不思議ですね。
「あなたのことが良く分かったよ」と言って。
昨日も、病院からのタクシーを降りてから、
手をしっかり組んで倒れないようにして、ベッドに寝かせてくれました。
冷房は寒くないか。
ブラインドは下げたほうがいいかな。
お弁当があるけど食べられるかな とか。
以前とは全く違うのです。
だから、長生きしてほしいなと思います。
〜 〜 〜
愛情って、こういう生活の小さな場面に見えるんですね。
「一生守ります」と言われた彼女が、
今度は「長生きしてほしい」と願っている。
そして、愛情表現がもはや「言葉」だけではなくなっている!
もう、生活そのものが愛情表現なんですよね。
「私もこんなふうに誰かと人生を歩けたらいいな」と思います。
結婚って、こういうことなのかもしれない…

