パートナー代表の高橋俊哉です。7月も残り1週間となり連日猛暑が続いていますが、皆様体調はいかがでしょうか。コロナ禍も状況が悪化している中、オリンピックも始まりましたね。なんとも複雑な状況ですが、個人個人ができることをやり続け、辛抱して耐えていくしかないですね。お気をつけてお過ごしください。

とはいえ、婚活するにも、仕事や勉強などをしていくにもストレスフルな状況で、気分が落ち込んだり、モヤモヤしたり、不安な気持ちが募ったりすることもあるでしょう。今日は、困難な状況や気持ちが上がらない状態から抜け出し、問題解決に一歩踏み出して、幸せを掴める方法について書いてみたいと思います。

例えば婚活を始めてみたら、担当のアドバイザーからNGとなった初めてのお見合いについて、いくつか注意を受けたとします。到着時間のこと、服装のこと、会話ではお相手の話をもっと聴くようにすること、などについて、細かく注意され次回は気を付けるように言われました。貴方はどう感じ、どう考えますか。Aさんは、「いろいろ言われちゃったな。分かっていたことばかりなんだけど。嫌になっちゃった、もう婚活辞めようかな。」Bさんは、「そうか、基本的な事が守れなかったというわけか。良い経験、練習だったと考え、次のお見合いは交際に進めるよう準備して頑張ろう!」AさんとBさんでは全く逆の考えになってしまいました。同じ結果だったのにです。これはどう考えたらよいのでしょうか。心理学の研究では、出来事に対してそれをどう考えるか、どう捉えるかによって感情が変わってしまうということが分かっています。捉え方が、次の4つのようだとどうでしょうか。①しなければならないと固定観念で考えてしまう。②悲観的にもうダメだと考えてしまう。③自分を卑下して自分はダメな奴だと考えてしまう。④こんなことは耐えられないと考えてしまう。この4つは全てネガティブに捉えてしまっています。お分かりのようにこれでは良い結果は得られません。逆に、①必ずしもしなくてもよいさ。②返ってよかったかもね。③これは自分の素晴らしさに相手がビビったんだ。④失敗は成功の基、気づきの機会になったな。という風に考えていければよいのです。

この捉え方を変えていくには次のような手順を踏むのが良いようです。Aさんはどうすればよいのでしょうか。どうに考えていけばよいのでしょうか。次のように整理していくのがよいと思います。

1.まず自分自身の感情に注目する。:恥ずかしい、悲しい、情けない、苦しいなどマイナスになっている今の心の状態を見つめてみます。

2.出来事について具体的に書き出す。:先の例ではお見合いの時の状況をできるだけ客観的な事実を書き出していきます。「〇〇ホテルのコーヒーラウンジで13:00からのお見合いだったが、駅の出口を間違えてしまい2分遅れてしまった。暑くてジャケットは着ていかなった。お相手の△△さんが話している内容がよく知っていることだったので遮って自分がしゃべってしまった。その後、会話が弾まなくなり13:40ごろ終了した。終了後カウンセラーから先方からのNGについてアドバイスされた。」

3.自然に思い浮かんだ考えを書き出す。:出来事に対しどう思ったのかということです。「お見合い時間に遅れるようでは自分はダメだ。」「ジャケットを着ていくべきだった。」「カウンセラーから当然守るべきことの指摘をされ恥ずかしい、もう辞めたい。」

4.視点を変えてみる。:「お見合前にアドバイザーと気を付けるべき点を改めて確認するようにしよう」「今回は準備不足でもあり仕方がない、勉強になった。次回はこの反省を生かし頑張ってみよう」「次回はもっと素晴らしいお相手とお見合いになるかもしれないぞ。」

いろいろ書きましたが、要は『物は考えよう』ということです。起こってしまった事実は事実として受け止めて、それを前向きに捉えることで、結果として出てくる感情や行動を変えることができるということです。

仲人さんと二人三脚、一歩一歩進んで参りましょう!