結婚相談所で婚活をする時、プロフィール用に写真を登録する必要があります。

マッチングアプリなどを利用する際にも同様に、プロフィール写真が必要かと思いますが、「この人、イケメンだし爽やかだわ~」「この子、可愛らしいなぁ~」と思って実際に対面してみたら
 

「えぇっと…?写真とずいぶん顔が違わない?」
 

このような経験をした人もいるのではないでしょうか?

出会いのチャンスを少しでも増やしたい!自分のことを良く見せたい!…誰しもそんな気持ちになるとは思いますが、決してそれ自体は悪いことではありません。

しかし今は、写真の加工・修整技術が高度化し過ぎて、実際の見た目とは大きくかけ離れた写真に仕上げることが可能になりました。

婚活においては、それがまさに逆効果になっているのかもしれません。

 

 

1.期待の大きさの分、がっかり度が高い

プロフィール写真に過度に修正を加えて、実際の見た目の印象が別人のように変わってしまったように加工したとします。

清潔感があって若々しく容姿端麗に「作られた写真」を見た多くの異性が、お見合いを申し込みます。いざお見合い当日、お相手は写真のイメージを強く思い描き、期待に胸を躍らせながら気合を入れて、あなたに会いに待ち合わせ場所に来ることでしょう。

でもそこに登場したのは、写真とは全く異なる姿の別の人物…

そうなると気持ちが一気にダウンしてしまうはずです。ワクワク感が最高潮に達していただけに、その期待感が一瞬にして突き落とされてしまったら、そこから再び気持ちを立ち直らせるのは難しいものです。

特にお見合いなどの場において、初対面のお相手と長時間一緒にいることはそうそうありません。大きくガッカリさせてしまったお相手の気持ちを短い時間で取り戻すには、相当な会話のスキルなどがない限りは、ほぼ不可能といえるでしょう。

出会いのチャンスを増やしたかったのに、加工したプロフィール写真で過度な期待をさせておいて実際は別人のようだった…というのでは、お相手の気持ちなど全く無視した自分本位の行動だと受け取られてしまいます。

 

 

2.自分のメンタルを傷つける

「行き過ぎた加工による偽りの写真」で気持ちがダウンしてしまうのは、お相手に限った話ではありません。

そもそも全くの別人のように修正加工する時点で、自分への自信の無さが現れてしまっています。婚活写真で自分本来の素の姿を消してしまうという行動は、みずから自己肯定感を下げてしまっている、自分自身を傷つけていることだといえないでしょうか。

それだけではありません。加工した写真を利用してお見合いをしたとき、お相手と会った瞬間、大きく失望させてしまった様子を見て傷つくのも自分自身なのです。

ただでさえ強い精神力が試される婚活において、本来であれば傷つかなくてよい場面で無駄に心の傷を負わないようにしたいものです。

 

 

3.不信感を持たれる

プロフィール写真と実際の容姿が大きくかけ離れてしまうと良い印象を与えないことは当然ですが、影響はそれだけにはとどまりません。

「提示されたものと違う」という事実は、「この人は平気で嘘をつく人だ、信頼できそうにない…」と思われてしまいます。

婚活というその後の長い人生を決めるような場で、はじめから不信感を抱かせるようなことが起きてしまうのは、マイナスからのスタートになってしまい悲しすぎます。

 

婚活するからには出来る限り出会いのチャンスは多く掴みたいし、実際にお会いしてみないことには始まらない、結婚に向けて発展しないというのも事実です。

だから本来、写真に少し手を加えること自体は、あまり問題になりません。

肌の色を少し明るく補正したり、クマを消して健康的な印象にしたり、突発的な肌荒れを消したり…この程度の加工なら、メイクや生活習慣の改善で変えることはできるので、写真と実物が別人に見えてしまうということにはならないはずです。プロフィール写真の修整はこの程度にとどめておくようにしましょう。

この機会に、現在の自分自身の見た目と婚活用プロフィール写真との違いが大きすぎていないか、確認してみてはいかがでしょうか?

素の自分らしさを大切にしながら、お相手に良い印象を持たれるような写真で婚活に臨んでみてくださいね。