「メラビアンの法則」という言葉を聞いたことはあるでしょうか？
何やら難しい話！？というわけではありません。
今回は婚活を心理学的な視点から見ていきたいと思います。
「メラビアンの法則」とは、アメリカの心理学者でUCLAの名誉教授である
アルバート・メラビアンが1971年に提唱した概念のこと。
人が相手に与える影響や、人は相手のどんな部分からその人の印象を決めているかを研究しました。
見た目や、話し方、話の内容といった様々な要素から実験し、数値化したのが次の結果です。
・視覚情報 ＝ 55％
・聴覚情報 ＝ 38％
・言語情報 ＝ 7％
視覚情報が55％、というのは驚きの結果ではありませんか！
約半数の人が、見た目で相手の印象を判断しているわけですね。
婚活においても、身なりがきちんとしていて、
清潔感を感じさせる服装や髪型というのは好感を持たれます。
このことが、数字的にも立証されたと言えるでしょう。
また、見た目といえば服装や髪形ばかりでなく、表情も大切なポイントです。
相手がお話しをしているとき、笑顔だと好印象を受けますよね。
次に、聴覚情報が38％という結果になっていることにも注目してください。
会話するときの声のトーンも大切だということです。
自信なさげにボソボソと話さず、相手にはっきりと聞こえるような
明るくハキハキした話し方を心がけると良いでしょう。
ここで興味深いのは、言語情報がたった7％ということです。
どういうことだかおわかりになるでしょうか？
つまり、相手の印象を決めるのに話の内容ではあまり左右されないということになります。
「メラビアンの法則」からわかることは、人は相手の印象を、きちんとした服装や髪型、
表情や仕草などといった「見た目の情報」で判断するということです。
とても良いことを言っているのになぜか相手に伝わらない、という人はいませんか？
その逆で、たいしたことを言っていなくても説得力のある人がいます。
その違いは何でしょうか？
もしかしたら、それは見た目の印象によって左右されているのかもしれませんね。
お見合いは最初に会った時の第一印象がとても大切です。
お見合い結果がなかなかうまくいかなかった方は、「メラビアンの法則」の
実験結果を踏まえて、清潔感あるきちんとした身なりでお見合いにのぞんでみてくださいね。
きっと良い方向に変わっていくと思います。
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