お見合いの時から自然に盛り上がり、気が合うとはそう言う事なのだろう。

特に趣味が同じと言う事ではないけれど、一緒にいて楽しいと双方からの交際報告。

　そして、お見合いから２ヶ月半、彼のプロポーズを心待ちしていた彼女は

「よろしくお願いします」と、お返事しながら涙が止まらなかったと話してくれた。

　両家ご両親も祝福♪　新生活に向けての打合せが、忙しく始まり、二週間後・・

「相談があります・」と深刻そうな電話・。どうした？

　新居を決める段になり、一駅の違いで互いに譲れず、揉めているのだと言う。えっ？

同じ沿線に会社も実家もあり、何の不便もないはずが？　来社しゆっくり話す。

　そもそもお見合いが縁、交際も縁、好きになったのも縁、そして結婚も大きな縁。

出逢い好きになるって理屈じゃないし、歩み寄る姿勢こそ築き上げる家庭の豊かさ。

　結局、駅近くのマンションに決定。話し合いや喧嘩も大切なコミュニケーション。

「理想の条件は、幸せ条件とは違う」「夫婦は見つめ合わず、同じ方向を見ると良い」

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