〔嵐山町ラベンダー畑〕再婚し毎日が楽しいと言う彼は、６５歳を迎えた会社員。

　最初の結婚は子供には恵まれなかったが、優しく温かい妻と幸せに満ちていた。

妻の発病で生活が一変し自宅での看病が始まったが、妻との時間が好きだった♪

　小康状態の中で妻とドライブや旅行も楽しんで、１5年間の闘病の後に妻は他界。

看病から解き放たれ、妻のいない寂しさと共に誰からも頼られない虚しさが心に広がり

　誰かの為に生きる「生き甲斐」をしみじみ噛み締め、再婚を考え始めたと話す。

婚活が始まって間もなく、元夫とは死別で子供３人のいる看護師さんとお見合いした。

　初めてのお見合いで、その上子供3人の方であり緊張しながらのお見合いが始まった。

その不安はお逢いしてすぐにすっ飛んだらしい。彼女は快活明朗でまさに外科の看護師。

　優しく温かい円満な人柄で、それでいてテキパキ気配りが出来て楽しかったと・。

１０代の３人の子供達も母にならい自然体で彼を受け入れ、3ヶ月後に結婚が決まった。

　毎日に張り合いがあり賑やかで楽しいと繰り返す彼の横顔は、幸せに輝いていた。

「亡き妻の願いはひとつ、夫の幸せ」「頼られ愛され信頼されると誰だって嬉しい」

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