当会に新しい会員様が入会されますと、

その初めてのお見合いには、

お相手の方がご承諾くださいましたら、

必ず10~15分ほどお見合いに同席させて頂くようにしています。

今時、会員様達は男女を問わず、十分に自立されていまして、

仲人が出て行かなくても本当は大丈夫なのですが、

何となく、一度はお見合いに会員様とご一緒に臨ませて頂くことが、

何故か大きな安心感になっているのです。

つまり、自分本位でお邪魔かもしれないのに、

のこのこと出かけている次第です。

先日も50代の男性会員様のAさん(十分に大人の年齢でらっしゃいます!)

の初めてのお見合いに横浜まで出かけてまいりました。

お相手の女性会員様のKさんは40代の高度専門職の方でした。

お二人をご紹介させて頂いたあと、

Kさんのお仕事へのご質問をさせて頂いたところ、

知的な風貌のKさんは、ごく自然にご自身のお仕事のことなどを

具体的に臨場感を持って話し出されたのでした。

その内容は、門外漢のこちらには初めてお聞きする内容でしたので

思わず興味をひかれたのですが、その話し方の自然なお優しさに、

こちらの二人は次第に緊張感が解かれて行くのを感じたのでした。

そして、改めて感じましたことは、初対面の人にとって、

お相手が自然に自己開示をしてくださることは、

安心感につながることは勿論ですが、

一瞬にして信頼関係すら築くことができるのだ!という新しい発見でした。

お見合いの帰り道、改めて、「自分のことをお相手に話す」

ということを考えてみました。

そしてKさんが一瞬にしてこちらの気持ちを打ち解けさせてくださったのは、

Kさんの言葉の源にある、「互いに理解を深めて行きましょう」

というお気持ちがあったからこそなのでは?と思ったのでした。

そして、今ご活動中の会員様たちにも、自己主張や自己顕示ではない、

何かヒントになる、この日のKさんの自己開示のように、

本当に役にたつ、「会話術!」や「自己開示術!」を考えて、

お知らせしたいと思ったのでした。

この日のお二人は無事にご交際に入ってくださいました。

どうぞ、ご交際が馴致に進まれますことを心からお祈りしています ♪