「マウンティング」とは本来、動物界において自分の立場のほうが優位だと

主張するためにとる行動のことを言います。

しかし最近では「マウンティングする人」というように、

人間関係においても使われるようになってきました。

たとえば、誰かと会話している最中に、自分の方が優れているとか幸せだとか、

そのような優位性をアピールしてマウンティングしあうことがあります。

婚活の場でのマウンティングは、相手を不快な気持ちにするだけでなく、

無意識に自分の首をも絞めることになりかねません。

そうなると、婚活地獄を見ることになるので注意が必要です。

婚活女子のマウンティングあるある

婚活中の女性が無意識のうちにしてしまうマウンティングに

「周りの誰もが羨むような結婚相手探し」があります。

たとえば、自分より先に結婚した友達の旦那様や知人たちの彼氏よりも、

ハイスペックな相手を探そうと必死になることがあります。

顔、身長、職業、収入、学歴など…、周りに分かりやすく

自慢できる点を兼ね備えたお相手にこだわってしまいます。

しかしこういった条件だけでは、相手の本質は分かりません。

まして、このようなお相手探しにこだわってしまうと、

どんどん高望みをするようになって、結局いつまでたっても

理想にピッタリのお相手が見つからない…、

というような婚活地獄に陥ることになります。

「こんな素敵な人と結婚した私は、あなたよりもすごいでしょ?

羨ましいでしょ?誰よりも幸せな結婚ができたと思うでしょ?」

そんな自慢ができることが、果たして幸せな結婚と言えるのでしょうか?

結婚してからずっと人生を共にするパートナーを、

周りの反応を気にしながら選ぶなんて愚かなことだと思いませんか?

結婚生活は、何十年と続く現実なのです。

いくら顔が良くても浮気癖があったらどうでしょう?

たとえ収入が良かったとしても仕事ばかりして

全く家庭を顧みないような人だったら?

学歴が良くても人をバカにするような態度しかとれない人だったら?

それでも周りから羨ましいと思ってもらえるでしょうか。

性格も生活スタイルも人それぞれ違うのですから、

結婚相手を周りと比較することは、なんの意味もありません。

大切な人生の伴侶を選ぶのであれば、しっかりと相手の本質を見るべきです。

婚活をしていると、だんだん相手に望む条件が高くなっているとか、

周りの反応を気にしているといった自覚がある人は、

知らず知らずのうちにマウンティング女子化しているかもしれません。

婚活地獄に陥らないようにするには、

いま一度、お相手に求める希望の条件を考え直してみてください。