世界主要国の未婚率と出生率について、国立社会保障・人口問題研究所の資料より引用しまとめてみました。

先ずは、日本を主体に確認していただきたいのですが、男性で35歳から39歳の方々は35%が未婚率です。
<晩婚化>という文字が囁かれてから、日本へのイメージは皆さんも同様に根付いたと思いますが、ヨーロッパ諸国をみてみると、なんと!!35歳から39歳の方々は半数近くが未婚なのです。
それでいて不思議なのが、55歳から59歳では日本もヨーロッパ諸国も殆ど変わりがありません。
このようにヨーロッパ諸国はミドル世代からの結婚がとても多いのが特徴的なんです。

この理由は、日本人と欧米人との恋愛観の差は、<男女の努力>に圧倒的な差が発生しています。それは良い意味で<諦めない心>が男女共の存在し、結婚観はミドル世代にも継続維持されえているのです。

日本の場合は、適齢期を過ぎた頃から、様々な理由から、<結婚>への表現は閉ざされてしまいがちです。

BIUの仲人たちは、<成婚・結婚のプロフェッショナル>ですから、先ずは身近なエリアにある相談所へ問い合わせてみてはいかがでしょうか?自分が抱えている事は大きな課題に見えていますが、プロの仲人の助言を聞くだけでも、今のあなたにとって意味がある事と感じます。

ちなみに補足ですが、この表の真ん中の赤枠の数値が出生率です。日本は183位の1.42ですね。
でもヨーロッパ諸国はどこも不思議と日本よりも高いですよね。これは倫理観の差が出る部分ですが、ヨーロッパの少子化対策の傾向は、シングルマザーへの支援を積極的に行なっています。

シングルマザーとは、日本ではバツイチな感じが多いですが、ヨーロッパ諸国は未婚の母なのです。
<結婚と出産>この関連性と支援についても、考えさせらる時代に入った事を意味しています。

またお隣の韓国ですが、未婚率は少ないのに出生率は何と!!世界ワーストワンです。これは昨今日本でも話題が多い<男尊女卑問題>の根深さを象徴していて、<出産拒否>をする女性が増えており社会問題になっています。

私たちは、日本人に生まれて良かったと、皆さんが感じているはずです。身近な人と恋愛観や結婚観が気軽に話せる事を切に願っています。

 

恋愛診断士 山本しんいち