お見合いの申し込みを受けていた３５歳の彼、「母に聞いてから返事をします」と。
エッ！どうして？の思いはあったが待つことにした。翌日、お断りしたい旨の電話あり。
「父と母にも相談しましたが、年齢的な事と家が遠いと言われて・」と理由を言った。
新規見学の時「結婚まで静かに見守って下さい」と両親にはいつもの様に話をしたが・、
通じなかったらしい。年齢と言ってもおない年、遠いと言っても車で３０分。
せめて本人が「タイプが・」と言うなら判るのだが、そうではなく両親の希望なのだ。
そして、翌週改めて雑談と世間話を織り交ぜて、「婚活」仲人＆会員トークとなった。
家族で何事も相談するのは悪い事ではないけれど、あなたの結婚だから貴方も考えよう！
イヤ、貴方「も」ではなく、貴方「が」考えよう！なのだ。「判りました」彼は帰宅♪
「僕の結婚だから僕が決めます」と言ったかは判らないが、あれから親の話は出ない。
そして二年後、誠実真面目な会社員で人柄も円満で申し分ない彼が結婚を決めた。
二人と一緒に結婚の挨拶に来社した両親の笑顔は喜びにあふれていたし、それより何より
自分の考えをはっきり言う彼女が、母親とそっくりなのが微笑ましかった♪
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結婚相談所埼玉 齋藤企画
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