中学校のときは、男の子とまるでお話ができませんでした。
意識しすぎていた自分。
どうしてそんなに意識をしてしまうのか?
疑問でした。
高校は女子高でした。
女子だけなので、自分の素を出すことができました。
中学の時に、演劇部に在籍していました。
高校に入り真剣に演劇の勉強をしたいと思いはじめました。
劇団に入って勉強したい!
役者になりたい!
親は大反対でしたが、何度も何度もお願いして劇団にはいることにしました。
このことが私の人生を大きく変えました。
目標は、役者です。
それしか頭になくなりました。
しかし、シャイな私は劇団に入ったのに挨拶が苦手でした。
劇団に着いて誰かに会うたびに、大きな声で「おはようございます」と言います。
それが苦手で、劇団に向かう途中、毎回このまま帰りたいと思っていました。
ある日、そんな私ではいけないと思い、"よし"と意気込みを入れて
劇団に到着すると、大きな声で「おはようございます」と言いました。
すると、すぐに大きな声で「おはようございます」と返事がきました。
気持ちの良い返事がもらえた!
それが嬉しくて、だんだん挨拶が好きになりました。