両親と一緒に見学相談に来社した彼は、結婚までのプロセスや昨今の婚活事情やら

仲人の話しを真剣に聞いていた。世間話も含め両親の質問に寂静がお応えする状況だ。

　結婚を考えたら又いらして下さいと伝えると、二週間後に改めて来社した彼。

神妙な面持ちで「両親がずっと不仲で、結婚に夢が全く持てない」と打ち明けた。

　子供の頃から夫婦喧嘩が絶えず、母に暴力をふるう父が許せなかったし、とても辛く

その光景が今も目に焼き付いていると言い、今は駅前のマンションに住んでいる彼。

　逃げ場のない子供の前での暴力暴言の夫婦喧嘩に、結婚の夢が持てないのは当然だ。

親が離婚して寂しい思いをしたから我が子にはその思いはさせないと言った方もいる。

　離婚や不仲を想定しての結婚はないし、移ろう時の流れの中で心が変わったのか？

親は教師であり反面教師でもある。親にされたイヤな事は我が子にしない、良かった事は

　我が子に伝えよう、それが「命のバトン」だと、成婚カウンセリングで伝えている。

婚活に自信がない方にとことん寄り添うが、結婚をしたくない方に説得は一切しない。

　あれから半年「結婚を考えてみようと思います」と彼の婚活は緩やかに動き始めた。

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結婚相談所埼玉　齋藤企画

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