今年の記録的な桜の早咲きに合わせたわけではないでしょうが、我が家の玄関の軒先に早くもツバメが飛来しました。
毎年もう少し遅い時期につがいで飛来し巣作りから始め、卵を産み両親が交代で温めやがてひなが生まれます。
親が餌を咥えてきてはひなに食べさせ、ひなが大きくなると飛行訓練を経て旅立っていきます。
地球は人間の時代の変化により、野生動植物の居住スペースがだんだん狭くなり住みづらくなってきました。
それでも我が家では毎年ツバメが飛来し同じ事を繰り返し子孫を残しています。
人間以外の動植物は子孫を残すという本能が備わっていて種を絶やさないようにしています。
人間だけですね。子孫を残すという本能がだんだん薄れてきているのは。
私も昭和、平成、令和を生きてきて時代の変化を大きく感じます。
昭和に青春時代を過ごしてきた方はみな口を揃えて昭和の時代は良かったと言います。
一流と言われる会社のほとんどは製造業でしたが今はIT産業が主流となりました。
確かにスピーディーになり便利だと思う世の中になりましたが、ITを使いこなせる方にとってで アナログ人間で昭和中期に生まれた私のいいわけでしょうか?
昭和の時代は3世代同居は珍しくなく大家族も多かったのですが、核家族という言葉が生まれたとたん親との同居がなくなってきました
当然お嫁さんは「嫁」と呼ばれお姑さんとの関係で我慢が多かったせいか、今は自分の子供には同居を賛成しません。
娘には自分の経験でご主人の親との同居を反対し、息子にはお嫁さんとの同居を嫌がる時代となりました。
今の親御さん(シニア)の方はお元気ですからお嫁さんに気を使ったり、自分の行動を制約されたりするのがいやなのでしょう。
新しい形態として娘夫婦と一緒に住むというケースが多くなりました。
息子のお嫁さんだとお互いに気を使うので 娘なら気を使わないで仲良く住めると思うのでしょう。
私たちの世界でも女性の希望条件に現住所に近いところに住んでくれる方と希望する方が増えてきました。