「今年はカメムシが大量発生している」……そんなニュースを目にして不安に思っている方も多いはず。ただでさえ虫が苦手な人は多いのに、さらに強烈な臭いまで発するとなればできるだけ近づきたくないですよね。 【画像】いろんな種類のカメムシ(虫が嫌いな方はご注意ください) そこで今回はアース製薬にカメムシを自宅に近づけない方法・遭遇した際の対処法を聞きました。
カメムシは約1,300種類以上
そもそもカメムシと聞いてそのビジュアルを正確に想像できる人は少ないはず。なんとなく「五角形だったような」と思い出せる方はかなり詳しいほうかも。 「日本に生息しているカメムシは約1,300種類以上と言われています。一般的によく見かけるカメムシは、大きさ5~23mm程度と様々で、色は緑色や灰色など様々です」(アース製薬) そんなにたくさんいるのならイメージできないのも納得です。ここ1か月ほどで大きな話題になっていますが、1年を通して発生、4月~11月の間に特に活発に活動するといいます。
白い洗濯物は外に干さないで
それでは、そんなカメムシを自宅に近づけないためにできることはあるのでしょうか。 「カメムシはわずかな隙間(すきま)でも侵入します。そのため、サッシと網戸の隙間ができないようにふさぎましょう。 また、カメムシは白色を好むため、白い洗濯物は外に干さないことをお勧めします。干した場合はカメムシがついていないか確認してから取り込むと良いでしょう」(アース製薬)
カメムシが家の中に!どうする?
白い色が好きなカメムシは、特に夏の夜に光っている街灯などにも寄って来やすいのだそう。玄関に灯りがある家はさらに過ごしやすい場所を求めて屋内に侵入してくることもあるのだとか! 気を付けていたにも関わらずカメムシが家の中に入ってきてしまった場合、絶対にやってはいけないことがあるといいます。 「カメムシの臭いは洗ってもなかなか取れません。そのため、カメムシには絶対に直接触れないようにしましょう。 カメムシはお腹から臭いを出すので、背中側からガムテープで覆うようにして捉え、その後サンドするようにそっと包んで廃棄するのがポイントです。勢いが良すぎるとカメムシが危険を察知して臭いを出すことがありますので注意してくださいね」(アース製薬)