当社の新聞折り込みチラシを紙袋から取り出して、彼はテーブルに並べて話し始めた。
「いつか来ようとずっと思っていたんですが、とうとう今日になってしまいました・」と。
シワシワになった切り抜きは10年程前の少し若く少し太っていた頃の私が笑っている。
懐かしさもありしみじみ見ていると「実は母も自分が３５歳になった頃から自分には
内緒で集めていたようです」と話してくれた。ヨレヨレになった広告は来ようと思っても
勇気がなくて来れなかった彼の気持が年輪のように刻まれているのだろう。
改めて結婚相談所の敷居の高さ？！や来社しにくい気持ちがしみじみ伝わって来た。
「相談所に頼むなんて情けない」の想いが、今も尚重く残っているのかも知れない・。
「結婚したくなっから、さぁ行ってみようかぁ」とはならなくても、一度早めに見学を
してみると少し先の自分の結婚が見えて来るのはず・。彼は自然恋愛に憧れながらも、
その実一度も異性との交際経験がなく、会話が苦手な自分なんか無理なんだろうと
考えているうちに、いたずらに時間が過ぎ両親も諦めたのか「結婚しないの？」と
言わなくなり勇気を出しての来社になった。結婚への熱い本気度が伝わってくる。
貴男の代わりは誰もいないと話すと「出来たら子供もほしいですが遅いですか？」と。
６０代でパパになった方々の話もして人生は自分で創る物だと、婚活は始動した。
誠実な生き方に時は応援する。会話のコツや交際のアドバイスは大丈夫お任せ下さい♪
４３歳公務員の彼の婚活は幾つかのお見合いに苦戦の後、結婚が決まった♪
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結婚相談所埼玉 齋藤企画
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