あなたの答えに寄り添う 結婚相談所 マリエージュです。

前回は、 婚活のあれこれ　“いい人”をやめる勇気 〜NOが言える私になる婚活〜と題して、記事を書きました。（婚活のあれこれ　婚活のあれこれ　“いい人”をやめる勇気 〜NOが言える私になる婚活〜）「いい人でいなくちゃ」と思う気持ちは大切ですが、そのことを思うあまり、あなた自身が苦しめられてしまうようであれば本末転倒です。自分の気持ちを伝える勇気の出し方を書きました。

◆「この人、いい人なんだけど…何かが足りない」
　婚活をしていると、そんな言葉が頭をよぎる瞬間が増えてきます。20代のころのように、恋に盲目になることは減ったが、“好きになれそう”という感覚がどこか遠くに感じられてしまう…。そもそも「好き」って、どんな感情だったのか。婚活が義務のようになってしまっているのだとしたら、いちど立ち止まって、「恋する感覚」について、見つめ直しても良いのではないかと思います。焦らず、自分の気持ちに嘘をつかずに進んでいくために、「好きの正体」について一緒に考えてみましょう。 

◆恋が自然だったあの頃、慎重になる今
　20代のころの恋は、もっとシンプルではありませんでしたか。「話していて楽しい」「かっこいい」「一緒にいてドキドキする」そんな感覚だけで、自然と相手を好きになることができました。「いつか運命の人に出会って、自然に結婚して、家族になる」そんな未来を、疑いもせず、信じていたのもこの時期ではないでしょうか。
　30代になると人生経験が増えた分、“好き”という感情を選ぶときに慎重になる自分がいる。「好きになっても長続きしなかった過去」「本気になったけど報われなかった恋」そうした経験が、“好きになること”そのものにブレーキをかけてしまう。
　恋に対して臆病になってしまうのは、あなたが人との関係を真剣に考えている証拠。だからこそ、恋を「ときめき」だけで判断するのではなく、もっと深いところで自分の気持ちと向き合う必要があります。

◆「好き」を探しすぎて、見失っていたこと
　婚活では、つい「恋ができるか」という基準で相手を選んでしまいがちです。プロフィールを読んで、「好みじゃないかも」と思ったらすぐに次へ。初対面でピンとこなければ、「はい、おしまい」と次の相手を探し始める…。
　しかし、本当の恋というのは、そんなに簡単に芽生えるものなのでしょうか。恋が始まるきっかけの多くは、“安心感”や“小さな尊敬”。意外に思うかもしれませんが、ときめきのような感情よりもやさしさの中で静かに始まるものなのです。たとえば、『ちょっと疲れているときに「無理しなくていいよ」と声をかけてくれた』「自分の話をじっくり聞いてくれた」そんなやさしさにふれたとき、じわっと心があたたかくなる。これが、恋がそっと芽を出す、静かなはじまり。だからこそ、「恋に落ちる」よりも「恋が育つ環境」を整えることが、とても大切なのです。 

◆安心できる関係から、恋は育つ
　20代のころは、ちょっと刺激的で、先が読めない関係に惹かれることもあったかもしれません。「連絡が来ない」「気持ちがわからない」そんな不安さえも、恋のスパイスとして楽しんでいた時期もあったのではないでしょうか。しかし、少し大人になった今、あなたが本当に求めているのは、安心と信頼です。
　“ちゃんと返信がくる”　“会話が自然に続く”　“自分を飾らずに話せる”
　そんな、“特別ではない日常”の中にこそ、恋の芽は静かに息づいています。そして、安心できる人と過ごす時間は、心に穏やかなぬくもりを与えてくれます。そのぬくもりが、やがて「この人と一緒にいたい」という気持ちへと育っていくのです。
　恋愛は、“ドキドキする気持ち”ではなく、“心を通わせ合うこと”だと気づけたとき、少し大人になった自分の恋のかたちに気づき、その姿が見えてくるようになります。

◆「ときめき」より、「つながり」を感じる人を選ぶ
　婚活で誰かを選ぶとき、「好きになれるか」わからなくて不安になることも、当然ありますよね。しかし、「恋愛対象にならないと結婚できない」と決めつける必要はありません。むしろ、“好感”や“信頼”をもてる相手との時間を少しずつ育てていく。その方が、長く続く関係につながることが多いです。
　「共通の価値観がある」「一緒に過ごしていてラク」「小さなことも気にかけてくれる」
　そんな“つながり”を積み重ねていく中で、恋は自然と芽生えていく。だから、「恋をしなくちゃ」と焦らなくて大丈夫です。“好きになる可能性がある人”と出会って、そこから少しずつ関係を育てていく。ときめきを否定する必要はありませんが、ときめきだけを頼りにする恋愛から、“人としてのつながり”を感じられる関係へ。そんなふうに、少しだけ視点を広げてみるのもいいかもしれません。これが“ときめき”より“つながり”を大切にする婚活の姿になります。

 ◆“好き”のかたちは、人生とともに変わっていく
　「“好きって何だろう？」と感じるのは、誰かと生きることを、条件や損得ではなく、心から納得できる形で選びたい。そんなあなたのまっすぐな想いのあらわれです。恋のかたちも、“好き”の感じ方も、人生のステージとともに少しずつ変わっていくもの。だからこそ、今のあなたが感じる“好き”を、大切にしてほしいのです。
　恋に疲れたときは、「私が本当に求めている関係とはどんなものだろう？」と問い直してみてください。それが、あなたにとっての“好き”のかたちに出会う第一歩になるはずです。
　「恋に疲れた。でも、誰かと歩む人生をあきらめたくない」そんなあなたの気持ちに、マリエージュはそっと寄り添います。無理に背伸びせず、等身大のあなたでいられる婚活を、一緒に見つけていきましょう。

 本来の自分を取り戻す婚活を応援する！
　あなたの答えに寄り添う 結婚相談所  マリエージュでした。

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