今までは、婚活を始める前の準備段階で知ると良いお話でしたが、

今回は、婚活がスタートして希望するお相手と会う”お見合い”についてのお話です。

初対面の時は誰でも緊張しますよね。

ましてお見合いなんてどうしたら良いのか、途方に暮れてしまうことでしょう。

服装やマナーについては結構指南書が出ていますので、事前準備はバッチリ出来るはずです。

それでも、相対してしまうと心に余裕が無くなって何を話したのか覚えていないとはよく聞く話です。

ここではおまじない代わりにも役立つたった一つの言葉をお教えします。

すなわち「お住まいについてはどの様にお考えですか?」

お若い方でしたら「(新生活の)家はどうするの?」といったところでしょうか?

女性がお相手に気になる点は、ズバリ、経済状況・価値観でしょう。

プロフィールに書いては有りますが、実際の所は分からないものなのです。

例えば、資産欄の

土地・家屋・・・・広さやリフォームの要否、住まい勝手、ローンの残債etc.

預貯金・・・・おおよその額、受け取る年金額の見通し、万が一に備えている保険についてetc.

先の言葉はこれらを聞き出すのに便利な言い回しなのです。

資産欄に土地・家屋が無いと敬遠されたり、(父)が付いているともれなく親の介護も付いてくると思ってしまう女性は多くいますが、実際のところは不明なのです。

お見合いでいきなりお金の話はタブーですが、お相手の考えを聞き出すきっかけの言葉になります。

結婚目的の婚活ですから、新生活の拠点となる家についても考えているはずです。

そのお話から具体的な結婚生活のビジョン・スタイルがつかめてくることでしょう。

また、若い方なら女性が仕事を継続しやすい環境か(共働き前提か)、相手の親御さんとの距離感や男性の甲斐性(失礼な言い方ですみません)、生活スタイルが窺えるものです。

この話題になったら、興味・好感を持たれていると自信と誠意をもって答えるようにしてください。

ただし、気を付けていただきたいのは、あくまでも現時点での考えであると前置きし、断定的でなくお話し、お相手の意見も聞くようにすることです。

何故なら、男性は気に入ったお相手の希望に寄せて行くものですし、女性もまた気に入ったお相手に気に入られたいと思ったら寄せて行くものですから。