予約時間少し前に彼は来社し「この場所すぐ判りました?」に緊張の様子で微笑み
お茶を用意して少しの世間話の後で昨今の婚活の事例を織り交ぜながら新規相談開始。
話を始め15分が過ぎた頃、「予約してからずっと緊張してましたけど、話し易い人で
良かったです。安心しました」と、安堵の表情で少しづつ話を始めた彼は42歳会社員。
声は大きくざっくばらんに話すので初対面の方は予想外と思う人もおられるらしい。
又、尼僧は物静かで穏やかで品が良いと思っている方もいて拍子抜けするのかも。
寂静も出家し厳しい修行を申し納めて帰って来た時は、修行の厳しさや立ち振る舞いが
習慣になり物静かだった・と思うが、そして三日が過ぎ一週間が過ぎて元に戻った。
お見合いのカウンセリングはともかく、異性との話が苦手だったり、食事のマナーで
お見合いのお断りを受けた方と一緒にフャミレスで食事し実際にマナーを伝授したり
そんな状況の中でいつもの今までと同じ仲人に戻るのはあっという間だった。
彼はカバンからしわしわの大きな茶封筒を取り出し「今日になってしまって・」と
静かに呟いた。テーブルに上には沢山の「結婚相談所埼玉」の広告が並べられた。凄っ!
出家前の寂静の髪の長い写真もあり・、懐かしい♪。ちゅうことはぁ~、20年前?
自然恋愛に憧れながらも異性との交際経験がなく、自分なんか相手にされる訳がないと
頑なに考えているうちに時間が過ぎ両親も諦めたのか結婚の話を一切言わなくなった。
亡くなった母親の引き出しから束ねられた広告を見つけ、母親の結婚を願う気持ちが
改めて伝わり来社したのだ。「仕事の代わりはいても貴方の代わりはいない」と話し
出来たら子供もほしいと言う彼に婚活は力強く動き始めた。「遅いですか?」と不安げに
尋ねる彼に50代60代でパパになった方々も沢山いますと伝えた。
「人生は自分で創る物。誠実な生き方に時は応援し良縁は巡る」大丈夫、大丈夫。
結婚相談所 埼玉《婚活恋愛電話相談 寂静直通09090117497お気軽に♪》
結婚相談所埼玉 齋藤企画
<ホームページ>https://www.saikika.com/