パートナー代表の高橋俊哉です。5月に入り気温が上がり汗ばむような日もありますが、皆様お元気でしょうか。心身のバランスが取りにくい季節でもあり、コロナ禍の状況もお相変わらず不安定な毎日が続いています。小さな幸せを大事にしながら耐えて参りましょう。

さて、今日は婚活でも人生でも、幸せを掴むために考えておくべき4つのポイントについて書いてみたいと思います。日々慌ただしく過ごしていると、あっという間に時が過ぎていきます。私自身20代、30代は仕事、仕事の毎日でしたが、改めて振り返ってみていろいろと思うところがあります。今現在良かれと思って、自戒を込めて実践していることです。ご参考になれば幸いです。

①人生の全てを仕事に捧げないこと。:1980年代から35年間、私は会社勤めをしてきたのですが、滅私奉公という感じで働いていました。仕事を最優先にして、朝早くから夜遅くまで働き、その他の事は二の次、三の次、という状態でした。その結果、仕事上のストレスがたまり、家庭内ではいつも不機嫌でマイペースを貫いていました。結果、最初の妻とは離婚することになってしまいましたし、娘たちにも辛い思いをさせてしまいました。会社では、それなりに地位が上がるとちやほやされることもありましたが、その肩書が外れたとたんに、周りの扱いも急に変わってしまい、会社内の人間関係とは利害関係が全てなのだと、今さらながら気が付きました。愛し支えてくれていたのは家族だけだったのです。また、物質的な豊かさは幸せには繋がらないものです。お金やモノはあればあるだけ、もっと、もっととキリがないものなのです。

②些細な配慮や親切に気付き、感謝すること。:家族が細やかな親切をしてくれたり、友人・知人から適切なアドバイスをしてくれたり、良かれと考えてしてくれたことには、きちんと声を出して、「ありがとう。」、「ありがとうございます。」、「有難い!」などきちんと自分の気持を伝えることはとても大切なことです。感謝のことばを伝えないままになってしまうのはとても後味の悪いものです。常に素直で自然体の自分でありたいものですね。

③日々の暮らしを大事に丁寧に生きること。:今この瞬間を生きていられるのも、多くの人の努力や先人のご苦労の賜物です。より根本的には、水があり、空気があり、自然豊かなこの地球上に今の時代に生れたからに他ならないのです。当たり前のこと、前提のことと意識すらしないような多くの奇跡の上に今の自分が存在しているわけです。有難いと思い、唱えれば見えるものが変わってきます。さんまさんではないけれど、「生きてるだけで丸儲け!」なのですから。

④自分のやりたいことにチャレンジすること。:親や周りからの期待を受け、それを当然のものとして、自分の目標でもあると信じ込んで、学生時代や就職活動、会社生活などを送ってきました。自分で選択して進んできたと思っていましたが、本当にそうだったのか、とあるとき疑問を感じました。アドラーも言っているように、自分の人生、生き方は、他人の決めるものではなく、自分自身で決めて進んでいくものです。夢を持ったり、本音で語り生きていくことがとても大切なことです。チャレンジすることで、失敗することも、挫折感を味わうことももちろんあります。植島啓司さんも言っていますが、どん底まで落ちないと本当の人生は見えてこない、ものです。石橋を叩いて渡る、だけでは見えてこないものがあります。年配者に向けたアンケートで、やりたかったことに挑戦せずに後悔している、という回答が大変多いという報告もあるようです。

山下達郎の曲の歌詞に、「人は一人では生きられない」、「本当の強さは一人じゃないって言えること」というものがあります。自力では、人生の良きパートナーを得ることがとても難しい時代です。婚活してみて、ご縁があり、たった一人のパートナーを見つけ、劇的に人生が変わったという方がいます。

素晴らしいパートナーを見つけ、感謝をしながら共に歩み、自分のやりたいことにチャレンジしてみませんか。婚活は貴方の人生を変える第一歩になるかもしれません。