「子ども部屋おじさん」という言葉を聞いたことがありますか?

 

結婚せず独身のまま実家に住み続けて、すべての家事は母親任せ。

おまけに、稼いだお金は全額自分のためだけに使ってしまう成人男性のことを言います。

年齢の定義はハッキリしていませんが、30歳から40歳以上で「子ども部屋おじさん」と呼ばれてしまうようです。

もともと、この呼び方はネット上で使われていた造語です。

未婚男性の数が増えると同時に「子ども部屋おじさん」も増加傾向にある、とテレビをはじめとした各メディアが取り上げるようになり、広く知られるようになりました。

「おじさん」同様、悠々自適に実家で暮らす「子ども部屋おばさん」も存在します。

しかし「子ども部屋おじさん」の方が圧倒的に異性からの拒否反応が強い、とされています。

そこには、息子を「子ども部屋おじさん」にしてしまった母親に対しての拒否反応も含まれているかもしれません。

特に、結婚を考えたとき

「息子を溺愛して甘やかしすぎる母親」
「子離れできない人が姑なんてゾッとする!」

といった声も聞こえてくるでしょう。

 
ところで、実家に住み続けることが、親御さんの介護などというように明確な理由がある場合は納得できるのですが、「実家暮らしはラクだから」「余計なお金がかからないから」などという理由の場合はどうでしょう。

やはり精神年齢は子どものまま成長しておらず、大人としての自立心が無い、と思われても仕方ありません。

 
結婚して夫婦共働きという世帯が多くなっている現状を考えると、婚活の場においては、当然ですが男性にも「生活力」が求められるようになります。

事実、一人暮らしが長かったり、掃除・洗濯・料理などの家事は一通りできるという男性は、女性からとても良い反応が得られやすいものです。

 
「子ども部屋おじさん」のまま婚活をすると、間違いなく苦戦します。

生活力を高めるためにも、そして金銭感覚を養うという意味でも、可能な限り自立した生活ができるようにしておきたいものです。