「男性はロマンチストな人が多く、女性は現実的な人が多い」という話を、聞いたことがあるかもしれません。

実際はどうかというと、カップルの様子や婚活のさまざまな場面を見ていると、なるほどな・・・と感じることがあります。

 

例えばお見合いの席で、互いに初めてお会いするにも関わらず、女性が男性をこんなふうに質問攻めにする場面が見られます。

結婚したらどこに住みたいと考えているか、子どもは何人ほしいのか、家事は二人で協力してやってくれるのか、老後はどうする予定なのか…?

など結婚観についての現実的な内容ばかりです。

 

もちろんですが、お見合いの目的が「結婚するため」であることは男性側も理解しています。

けれども初対面で、それほどまだ時間も経っていないのに、次から次へと現実的な質問をぶつけられては、男性はあまり良い気持ちはしないでしょう。

 

このような場面で女性側は、どうふるまうべきなのでしょう?

それにはまず、結婚観について聞くよりも目の前にいる相手自身について知りたい、という姿勢を見せることです。

お見合いのゴールが結婚であったとしても、たとえば相手の仕事についてや、趣味のことなどを質問して、相手に興味があることを表す方が好感を持たれます。

さもないと結婚に対する焦りが見えすぎて、逆に相手の気持ちを遠ざけてしまいかねません。

 

これは婚活に限らず結ばれたカップルの場合にもあてはまることで、女性側からの「結婚したいアピール」が強すぎると、男性側は「単に結婚がしたいだけで、なにも相手は僕でなくてもいいんじゃないか?」と、引かれてしまうというのはよくあることです。

結婚するうえであらかじめ確認しておきたいことは山ほどあるとは思いますが。

けれども相手が面食らうほど次から次へと単刀直入に質問攻めにしなくても、普段の会話をする中で自然と知りたい答えが出てくることもあるものです。

結婚に求める理想の条件だけが合ったからといって、必ずしも幸せな結婚ができるわけではありません。

相手自身のことをちゃんと知ろうとすること。
相手の気持ちを考えた言動を心掛けること。

婚活にも結婚にも、相手を思いやる気持ちをもつことが大切なのです。