妻を病気で亡くし2年が過ぎた。家族の必死の看病も虚しく再発後静かに旅立った。

子供達も家庭を持ちそれぞれに自立し、二人の時間を楽しみにしていた矢先だった。

 これと言う趣味もなく、家事は妻に任せていて仕事以外は何もできない自分が

情けないと思った。起床し身支度を整えたら朝食は摂らずに家を出る生活は続いた。

 社員食堂での昼食が朝昼兼用の食事だったが、栄養管理が行き届き有難かったと話す。

仕事が遅くなることもあり夜は外食、帰宅後リビングで寝込み朝を迎えることもあった。

 その生活が当たり前の様になっってしまった。「行ってらっしゃい」のない出勤、

「お帰りなさい」のない帰宅の虚しさ。何より、たわいないその日の出来事を話す人の

 いない生活が虚しいと彼は来社した。仕事に逃げ込み寂しさと戦った二年間だった。

子供達も手を離れ「親父の好きなように生きれば良いよ」と優しい言葉が返ってきた。

 今更無情無常も語れない。将来が見えなかった生活に、少しづつ夢を膨らませている。

「健康で明るい人であれば・」と、彼の婚活は始動した。

「亡き妻の願いはひとつ、再婚それも一つの道」 人は寂しさに勝てない。

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結婚相談所埼玉 齋藤企画

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