ご長女の結婚を案じて相談に来られたご両親。結婚の幸せは条件ではなく、自然体で
安らげる事が何より大切で、それが今も昔も変わらない相性であり相応しさなのでは、と
話していると、しばらく間をおいて「自分達も相応しいから結婚したんでしょうね」と
父はしみじみと感慨深く言った。ご自分たちの事を一瞬思たのだろう。結婚したからと
幸せばかりが続くわけでもなく、生活の中で悲喜こもごもの事を経験してその時々に
寄り添い今日を迎えたのだろう。育んで来た生活の醍醐味はご両親はよく判っている。
子供が生まれ3時間おきのミルク&おむつ替え等、夢中に育てた新生児の頃、入学し
躾や教育の事で意見の違いに戸惑ったりその微調整で時に喧嘩あり、時に会話も途絶え、
意見交換の中で親はああじゃないこうじゃないと夢中の子育て、誰にもあった日々。
気が付くと子供は結婚を考える年にまで成長した。父は続けた「色々あったけど妻が家を
守り支えてくれたので自分は仕事に専念できたし、子供の事も妻任せだったんです」と
思い返しながらの言葉に優しい時間が流れた。「頑張れたのは妻子がいたから」の言葉に
まさにその通りなのだろうと思った。頼ってくれる人がいるからこその踏ん張り。
「相応しい人を探す」「相応しい方と結婚する」当たり前だけど、いつか振り向くと
生きて来た景色が見渡せる。お父さんの想いが心に刻まれ爽やかで清らな一日だった。
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結婚相談所埼玉 齋藤企画
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