あなたの答えに寄り添う 結婚相談所 マリエージュです。
前回は、「うまくいかないとき、私のせいかも…」とつい考えてしまうあなたへと題して、記事を書きました。(婚活のあれこれ 「うまくいかないとき、私のせいかも…」とつい考えてしまうあなたへ)何事もほどほどが良いのでしょうが、自責思考が強すぎると、様々なことに対して「ダメな自分」とレッテルを貼ることになってしまい、精神的に疲れてしまいます。何事にも「私のせいかも…」と思ってしまう人にこそ見てほしい記事です。
今回は、譲れない条件について書いてみました。「なかなか結婚観がまとまらない」「これは譲れない条件なのか」などと悩む人は多いと思いますが、「そもそも具体的に何をしたらよいのかわからない」そんな疑問にも答えられるような記事になっています。
◆譲れない条件と譲っても良い条件の線引きが難しい?
「結婚したいけれど、どんな条件を大切にすればいいの?」婚活を続ける中で、譲れない条件と譲っても良い条件の線引きに悩むことはありませんか。結婚は人生の大きな決断だからこそ、慎重に考えたいもの。今回は、幸せな結婚生活を送るために、譲れない条件と譲っても良い条件をどのように線引きしたら良いのかを考えてみたいと思います。
◆結婚前に見極めたい「価値観・尊重・信頼」の3つの軸
譲れない条件に関わるのは、結婚生活の根幹に関わる価値観や生活習慣などです。これが合わないと、長い結婚生活の中で、小さなストレスが積み重なっていき、大きなストレスになりかねないものです。では、どのようなものが譲れない条件となるのでしょうか。
1. 人生の価値観が一致しているか
結婚は、人生を共に歩むパートナーを選ぶこと。例えば、子どもが欲しいかどうか、仕事と家庭のバランス、経済観念(金銭感覚)など、二人の進んでいきたい方向が大きく異なっていると、結婚後にどちらかが我慢を強いられたり、ちょっとしたことでトラブルになったりする可能性があります。
2. お互いを尊重し合えるか
結婚生活では、相手を思いやる気持ちがとても大切です。どんなに自分の希望条件に合っている人だからと言って、互いに尊重し合えない関係では幸せな結婚生活は難しいでしょう。
3. 信頼できる関係を築けるか
結婚は長い時間を共にするもの。例えば、嘘をつかない、誠実である、約束を守るなど、一見すると当たり前のように感じることかもしれませんが、この部分に不安が残るようでは、結婚後の生活も難しいと思います。このように、相手を信頼できるかどうかは、絶対に譲ってはいけない条件の一つだと思います。
◆譲っても良い条件とは何か
譲っても良い条件とは、結婚生活の中で、今までと異なる状況や環境になっても大きなストレスを感じないものと言え換えることができると思います。結婚当初は、多少気になっても工夫次第で乗り越えられる可能性が高い。もし、以下に書かれていることが、どうしても気になるようであれば、それは“譲れない条件”に入ると思いますので、婚活の際の参考にしてください。
1. 趣味や好きな食べ物の違い
「趣味が合わない」「食の好みが違う」などは、互いを知っていく中で、調整できる可能性が高いものです。趣味であれば一緒に活動する中で、料理であれば日々の生活で親しんでいく中で、考え方が変わってくる場合があります。例えば、食の好みが異なるとしましょう。パン派、ごはん派で考えてみても良いと思いますが、パンに合うおかず、ごはんに合うおかずなど、互いにおいしいと思う食べ方があるはずです。その食べ方に出会う中で、パンの魅力、ごはんの魅力に気づくかもしれません。「パン(ごはん)は嫌い!」という態度でなければ、新しい発見があるはずです。
2. 収入や学歴
「収入が高い人がいい」「学歴が気になる」と思うかもしれませんが、経済面で言うならば、現時点での収入が将来の収入であるとは限りません。その会社が将来も存続しているのか、リストラに遭う心配が全くないかどうかは誰にも予測することはできないからです。今の収入や将来性を絶対視するのではなく、何があっても二人で乗り越えていけるかどうかも考えておく必要があります。
また、学歴については、全く同じ境遇で育ち、同じ環境で生活してきて、たまたま進学した場所が異なる。そんなとても稀なケースであれば、いわゆる学歴の良い人を選びたいという気持ちはわかります。少なくとも入学する時点で相応の努力を重ねてきたことは間違いないわけですから。ただ、相応の努力は、必ずしも大学に入学しなければできないわけではありません。そう考えると、学歴を基準に考えていくと出会いの機会そのものが少なくなってしまう可能性がありそうですね。大学を経て大成する人、独自のキャリアで大成する人、将来の成功はその人の生き方や努力する姿勢によるものが大きいと思うので、将来のことを見据えた上で考えていきたいですね。
3. 生活習慣の細かい違い
「家事のルール」「寝る時間」「余暇の過ごし方」などは、生活してきた環境によってかなり異なる場合があります。例えば、「朝掃除機をかけたい」「昼まで寝たい」というような希望があったとします。昼まで寝たい理由が夜勤明けの日のことを言っているのならば、妥当なものだと思いますし、朝掃除機をかけたい理由に何かしらの意味があるなら、ご近所への迷惑の度合いも考えながら、話し合いで譲り合うことができるのではないかと思います。このような生活習慣の細かな違いについては、結婚生活の中で、互いに歩み寄ることで解決できる場合が多いです。
◆譲れない条件を見極める方法
譲れない条件を見極めるために行ってほしいことを以下に3つ書きました。時間のあるときに、ぜひ試してみてください。
1 自分の価値観を整理する
「結婚生活で何を大切にしたいか」を紙に書き出してみる。先ほども書きましたが、子どもについての考え方(有無や人数、子どもをどう育てたいか等)、仕事と家庭のバランス(仕事とプライベートの割合等)、経済観念/金銭感覚(良いものを買いたい/安ければ良い、倹約・節約タイプか/浪費タイプ等)など他にも様々ありますが、結婚後に知ってからでは手遅れというものがたくさんあるので、事前に価値観を整理しておいてください。
2 過去の生活を振り返る
今までの生活の中で、ストレスを感じた場面を書き出してみる。いろいろと書き出していくと、どのようなときにストレスを感じるかがおぼろげながら見えてくると思います。相手の言葉が足りなくてストレスになるのならば、考えていることを言葉にしてくれる人が良いということでしょうし、余暇の時間にずっと二人でいることがストレスになっていたのならば、互いの趣味や活動の時間を大切にし合える人が良いということになるでしょう。生活の中でストレスを感じた場面を思い出しながら、ストレスの根底にあるものを考えてみてください。
3 結婚生活をイメージする
10年後、20年後の生活を想像し、自分の価値観やストレスを感じる場面などから、どのような考え方の人となら、“一緒に生活できそうか”を考えてみる。「幸せに過ごせるか」のような感覚的な発想で考えると、「〇〇な人だったいい」と希望条件ばかりが増えていく結果になってしまうと思うので、「一緒に生活したときにどうなのか」という部分を中心にイメージしてみてください。
◆譲れない条件が見えてきたら
人生の価値観が一致しているか、尊重し合える関係が築けるか、信頼できるかなど、譲れない条件が見えてきたら、お見合いや交際中にさりげなく尋ねてみたり、結婚後の生活を考えてみたりすることもできると思います。最初は、互いに見栄をはったり、格好をつけたりすることもあるでしょうが、ある程度の時間を一緒に過ごすことで、その人の価値観や考え方が見えてくるようになります。そのときに、「〇〇があったからダメ」「△△と言ったらからダメ」などと、減点方式で考えていくと相手の嫌な面ばかりが気になるようになってしまいます。人生のパートナーを探しているはずが、ダメな面を探してはため息をつく…。こうなってしまっては、本末転倒です。譲れない条件だったとしても、相手の話を聞いて「あーそうだったのか」と納得することもありますし、同じ行動でも人によって気になったり、気にならなかったり…。とても不思議ですよね。
譲れない条件にどこまでこだわればよいのか。人柄や相性によっても考え方が変わってくるものなので、難しいです。ただ、一人で考えていると、どうしても減点方式で考えてしまうことが増えてくる…。そうならないように、友人でも知人でもいいので、客観的なアドバイスがもらえる状況は作っておいた方が良いと思います。
世の中には、譲れない条件がすべてそろっていなくても幸せになっている人がたくさんいます。それはなぜなのでしょうか。答えはあなたの中にあります。
この記事を読んで「もう少し話が聞きたい!」「相談したい!」そんな気持ちになった方は、まずは気軽にご相談ください。
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