「親が育ててくれたような温かい家庭を創ろう。でも、親にされてイヤだった事がもし

あったとしたら、それは自分でストップしよう」と、婚活開始の時に伝えている。

 先月、成婚を決めた専門職の28才の彼女は、両親共に公務員で子育ても保育園送迎や

家事の一切も同居している父方の祖母が担ってくれた。おばあちゃんは家庭的でお料理も

 美味しくてそれにとても優しくていつも「そうかぁ、そうなんだねぇ」と学校から帰ると

学校であった出来事を座ってゆっくりおやつを食べながら聞いてくれたと言う。

 そして彼女は寂しそうに話し始めた。何不自由なかったけれど運動会や父兄参観等の

学校行事に両親が来ることはなかった。両親も揃って小学校の教員だから仕方なかった。

 それは頭では理解していたが子供心に寂しい思いを沢山した。それを言うと祖母が

可哀想だと子供心の思っていたからずっと我慢していたとも涙ぐみながら話してくれた。

 母親に甘えた記憶がないんですとも話した。そんな事もないのだろうが、少なくとも

彼女の心にはその記憶が刻まれている。親は子供が家庭を持つ時、一番の教師で有り、

 時に反面教師でもある。どんな親子関係であろうと嫁ぐ日の朝に「長い間、お世話に

なりました」と、心底言える親子であってほしいと願う。親子の縁は何よりも深い。

 かくして彼女の結婚相手は声が大きく逞しいマイペースの中学校体育教師である。

専業主婦が夢だった彼女は、子育てを楽しくこなし寂しい想いはさせないだろう。

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結婚相談所埼玉 齋藤企画

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