パートナー代表の高橋俊哉です。7月に入り大雨による被害が各地で発生しています。またコロナ禍の状況が首都圏では全く沈静化せず、宣言がまたも発出されたり、措置も延長されました。オリンピック開催は大丈夫なのでしょうか。自分の事は自分で守るしかありません。とにかく避けることは避け、実施すべきは、愚直にできることを励行継続して参りましょう。お茶でうがいするのは対策として大変効果的だとのことですよ。

 

さて、今日は男性の婚活について書いてみたいと思います。今の時代様々な人生の選択肢がありますから、結婚を選択しない生き方も選ぶことできます。そういう方はお一人様で貫き通す道を極めていただければよいわけです。ただ、いつかは結婚したい、と考えている18歳~35歳未満の男女はともに約90%となっています。一方、20代から30代前半の男性の心構えはどうでしょうか。この年代の男性と話してみると、ガールフレンドや恋人は欲しいが、結婚となるとまだまだ意識の外にあるという方がとても多いのです。カウンセラーをしているLINEトークのお悩み相談でも、結婚願望の強い20代の女性から、今付き合っている彼氏のことがとても好きで相性もよいので結婚したいのだけれど、その話をするとその男性がはぐらかしたり、連絡が間延びしたりするんだけど、どうしたら良いか、というご質問がよくあります。この時点で女性は結婚を強く意識した行動を取ろうとしていますが、男性は結婚に対する考えが甘く、のんびりしてしまっているわけです。婚姻の実態をデータでみてみると、初婚女性の成婚年齢のピークは26歳です。そうするとお相手の男性は30歳ぐらいかなと私も思いました。我々の業界では男女の年齢差は5歳差以内が最も成婚数が多いとされているのです。ところが、実際のデータからみると男性のピークはなんと27歳なのです。初婚同士では、2歳差以内がボリュームゾーンで自分とかなり近い年のお相手と成婚されている状況となっています。ですから、男性も結婚したいと考えるなら、20代から活動し27歳、28歳を成婚目標にすることが賢明なのです。市場的に言えば男性の婚活も20代がポイントなのです。

では、40代、50代、60代まで独身できてしまった男性はどうすればよいのでしょうか。かつて当社に入会された61歳の男性は、入会面談時から40歳以下の女性、つまり20歳以上年下の女性を望んでいました。どうしても自分の子供が欲しいというわけです。それは現実的にはとても難しいことだと、いろいろな面から説明、説得したのですがどうしても聞き入れませんでした。婚活希望は強かったので、入会いただき数か月活動してもらったのですが、案の定一度もお見合いは成立しませんでした。40歳の女性は45歳までの男性を志向するものです。60歳以上の男性には見向きもしないのが普通です。加藤茶さんや岡村隆史さんの年の差婚がかなり話題になりましたが、通常ありえない稀なことなのでニュースになるわけです。50歳までに一度も結婚したことのない人の割合のことをかつては「生涯未婚率」と呼んでいました。今は、「50歳時婚歴なし率」といっています。2015年の「50歳時婚歴なし率」データは女性では、14.9%なのに対し男性のそれは、24.2%と約10%も高くなっています。つまり男性の方が生涯独身の割合がとても大きいわけです。元々は女性の割合の方が高かったのですが、1990年に逆転し、1995年から男性の割合が急激に増加しています。そして、統計数字上は男性の40代、50代、60代の結婚はとても難しいということになっています。当社は実はこの層の婚活をメインに婚活支援を実施しています。たしかに、この年代の男性が、偶然の出会いに期待するだけで、願望や気持だけで何もしなければ不可能に近いと思います。結婚相談所で婚活されることが、最も良い方法なのです。当社で婚活されている会員さんで、柔軟性を持ちながら、がんばって活動される男性は成婚退会されていっています。お相手の年齢は5歳差内、婚歴やお子さんの有無も許容条件としておく、外国籍の方も考えてみる、そして、ご自身がここまで結婚できなかったことを十分自覚されて、自分自身を変えようとする努力をされていくことが、最も大切なことなのです。私たちはそんなお手伝いをしたいと考えています。

思い立ったが吉日です。