管理職で多忙な彼は、仕事を理由にお見合いを先伸ばしにして一年が経過した。
母の他界後、父と二人で穏やかに暮らしていた。
「間もなく仕事が一段落するので、婚活頑張ります」そう言っていた矢先に・、
父が倒れた。退院後は仕事と介護の両立を余儀なくされた。
溺れそうな毎日を伝える彼からのメールに、出来る応援は努めたが・。
「仕事の替わりはいても、自分の替わりはいない」その言葉が切なく響く。
妻がいたら少しは気持ちも楽だろうに、そうも思ったと言う。
「人生は、すべてタイミング」
多忙な仕事の中でも時間を作り、自分自身の応援も並行して頑張る意義は大きい。
「未来の夢に向かって動けるのは、今しかない」「今を変えると、未来が変わる」
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