パートナー代表の高橋俊哉です。寒い日が続きますが、関東でも雪模様でした。こんな日は小さく、静かに過ごしたいものですが、どうしても外出される際にはくれぐれもお気をつけてお出かけください。さて、人生も婚活も自分一人ではどうにもならないものです。他者との関わりの中で思うようにならないことも多いわけですが、落ち込んでしまったり、辛くなったり、萎えてしまったりすることも起こります。そんな時はどうすればよいのでしょうか。今日は、予め構えておくとやり過ごすことができる4つのポイントについて書いてみます。
1.他人の言動にいちいち反応しないこと。:気持ちの持ちようによっては、他人の何げないひとことに過剰反応してしまうことがあります。これは正に自分自身の問題なのです。どう受け止めるかは、貴方自身が決められることです。自分がこうして欲しい、こう反応して欲しいと思っても相手は相手の考えや都合がありますから、貴方の思う通りにはなりません。貴方がコントロールできるのは貴方自身の思いや行動だけです。逆にいうと相手の何げない言葉は深く考えずに発せられていることも多いものです。相手は貴方のことはそんなに気にしていないものです。なので、瞬間的にモヤモヤしたり心がザワザワしてもそのまま受け流すことがよいのです。
2.悪意や誹謗中傷には二段構えで。:あきらかな攻撃、嫌みや悪口に遭った場合はどうしたらよいでしょうか。相手は明らかに貴方を不快にさせ、傷つけようとしている、そんな時は私は2段構えがよいと思います。相手は貴方が優しい人で大人しい人だと思い攻撃してきています。強い相手には何も言わないものです。なので、ここは穏やかにきちんと反論し、そんなことを言われる筋合いはないとストレートに伝えることです。相手は更に攻撃してくるかもしれませんが、クールヘッドにその理不尽な理由を伝えていきます。『貴方が人からそんなことを言われたらどう感じますか?』と返します。そのうえで職場であれば上長や同僚に、そうでなければ第三者の友人などに入ってもらい、相手の非を正してもらいましょう。それでも、時間をおいてネチネチ攻撃してくるようなら、可哀そうな人だ、憐れな人だと思って、それ以上は反論せず完全無視を決め込むことです。
3.自分勝手に相手に期待をしない。:人はそれぞれ、その時々の感情や思いで考えたり行動したりします。自分自身のことも分かっているようでなかなか掴めていないものです。まして、相手にこうして欲しい、こうあって欲しい、などど勝手に考えても難しいことは明白です。相手の存在を認めてあるがままに受け入れてあげる、という姿勢が大事です。婚活では、交際中のお相手とのことでよく相談をうけますが、そもそも男女は金星人と火星人ぐらい違うものなのです。感じ方、考え方が全く異なりますから、できるだけお相手の話を親身になって聴いてあげ、お相手のして欲しいことをしてあげるように、とアドバイスしています。相手が少しでも貴方のことを想って行動してくれたら、心から感謝をして、愛ある倍返しをしてあげることです。
4.どうやってもうまくいかない時はルーティンを決めておく。:日々頑張って、前向きに進んでいこうとしても、うまくいかない時もあるものです。そんな時なんとかしようとジタバタしてみても深みにズブズブと嵌っていく状態に陥ってしまうものです。そんな時はその状況を一旦放棄してしまうことです。そして自分が無心で取り組めるようなことに没頭するのが良いと思います。例えば、徹底的に掃除をする、長めのウォーキングに出かける、気になっていた不要物の仕分けをする、などなど。更に休むことに決めてしまい、お風呂にゆっくり浸かって、ひたすら眠る。何もしない一日を作ってとにかくゆっくりして自分ケアをすることです。そうしていると心の整理・整頓が自然にできてまた気力がわいてくるものです。
人生や婚活はなかなか自分と思う通りにはいかないものです。
そういうものなんだと思って、何があっても自分が良い状態をキープできるように構えをつくっておけばまた立ち上がって前に進んでいけるものなのです。